- HOME
- 株主・投資家情報(IR)
- 経営方針
- 中期経営課題 “IGNITION 2028”
中期経営課題 “IGNITION 2028”
「成長の深化、改革の加速」
IGNITION 2028の位置づけ
IGNITION 2028は、長期経営方針 “TORAY Challenges 2035” の実現に向けた最初の実行フェーズとして位置づける、2026年度から2028年度までの中期経営課題です。
東レグループは、前中期経営課題“プロジェクトAP-G 2025”を通じて進めてきた構造改革や収益性改善の取り組みを土台に、成長の再点火と事業構造の転換を加速させていきます。
IGNITION 2028で目指す方向性
IGNITION 2028では、2035年に向けた「ありたい姿」を見据えながら、次の3年間で以下を重視します。
- 成長戦略と構造改革を両立させ、事業構造を次のステージへ移行
- 次世代市場への取り組みを通じた、将来の成長基盤づくり
- 人材、DX、ガバナンスを含む経営基盤の強化
これらを通じて、東レグループは中長期的に持続可能な成長を目指します。
IGNITION 2028における基本方針は下図のとおり、成長戦略と構造改革の「質と確度」を高め、将来の成長に向けた事業構造の転換と経営基盤の整備を進めます。
2028年度財務目標
億円
| 2025年度 見通し*1 | 2028年度 目標 | |
|---|---|---|
| ROIC*2 | 約5% | 約7% |
| ROE | 約5% | 約8% |
| (上記前提) | ||
| 売上収益 | 26,000 | 30,000 |
| 事業利益 | 1,500 | 2,300 |
| 事業利益率 | 5.8% | 8% |
| D/Eレシオ | 0.7以下 (ガイドライン) |
0.7以下 (ガイドライン) |
*1:2026年2月10日公表値
*2:税引後事業利益÷投下資本(期首・期末平均)
2028年度 為替レート前提 : 150円/US$
2028年度 原油価格前提 : 72.5US$/bbl
2030年度サステナビリティ目標
| 2025年度 見通し | 2030年度目標 (2013年度比) |
|
|---|---|---|
| GHG排出量の削減※1※2※3 | 19%削減 | 20%削減 |
| EXスコア®※4 (エンゲージメントスコア) |
67.4 | 70以上 |
| ※1. | 世界各国における再生可能エネルギー等のゼロエミッション電源比率の上昇に合わせて、2030 年度に同等以上のゼロエミッション電源導入を目指す。 |
| ※2. | 国際的な算定ルールであるGHGプロトコルに則り、経営支配力を乗じて算出。 |
| ※3. | 2014年度以降に東レグループに加わった会社分を含めて算出。 |
| ※4. | 組織状態を示す指標であり、各個人の期待値と実感値、そのギャップを測定。期待・実感共に高く、ギャップが小さい場合にスコアは最大化される。 調査委託先である(株)HRBrainの登録商標。 |
事業ポートフォリオ戦略
2025年度までに進めてきた構造改革に加え、各事業が価値創出モデルに乗せきれるか、東レがベストオーナーかを随時検討・判断し、2028年度までに構造改革対象事業群の投下資本比率を2割強から1割弱まで低下させる計画です
将来の「成長性×収益性×競争力×時間軸」 基準で各事業の位置づけを明確化
事業利益分析
「イノベーション創出・戦略的プライシング」による質の高い事業拡大に取り組み、実効性を高めるためにDarwinプロジェクト(Dプロ)を継続します
① イノベーション創出・戦略的プライシング
- 高収益事業の継続的な創出を実現すべく、これまで実践してきたイノベーション創出のさらなる加速に取り組むと共に、戦略的プライシングとの連携強化を図ります
- 市場・顧客・パートナーへの積極的な仕掛け、研究・技術開発戦略と事業戦略の一体推進、新製品・新価値創出による限界利益の拡大などに重点的に取り組みます
- 生産、品質、営業、研究、技術開発が一体となり、価値創出力の底上げを図ります
② Dプロの推進
- IGNITION 2028においても、構造改革の仕組みを継続し、投下資本が大きく、ROICが低い事業については、トップのリーダーシップのもと、全社視点で改革を進めていきます。これにより、収益基盤の安定化と、成長領域への資源シフトを確実に進めていきます
③ 次世代市場への取り組み
- 成長が期待される次世代市場への参入に向けて、商材を拡大すると共に、将来を見据えた設備・研究開発投資を継続します
- 特に、AIデータセンター・AI半導体向けは、光電融合など次世代技術の台頭に備えた開発も強化します
キャピタル・アロケーション
ROICを上位概念として、成長深化のための事業投資を行うとともに、構造改革を加速してキャッシュを創出し、それらの成果を適切に分配します
設備投資
- IGNITION 2028期間では設備投資として4,000~5,000億円を計画しています
- 「収益性・競争力への貢献」を目指し、持続的競争優位の構築・強化、高付加価値化・スマートファクトリー化等への配分を計画しています
- 同時に、将来を見据えた半導体・AIデータセンター分野(機能化成品)や環境対応・DX(その他)への投資を計画しています
IGNITION 2028 での株主還元の考え方
IGNITION 2028 では、安定的かつ継続的配当の維持を基本として、利益成長による累進配当に取り組み、2028年度DOE 3%以上を目指します。また、財務体質強化と資本構成適正化の両面に留意しながら機動的に自己株取得を行います
長期経営方針 “TORAY Challenges 2035” 、 中期経営課題 “IGNITION 2028” に関する説明会
長期経営方針“TORAY Challenges 2035”、中期経営課題“IGNITION 2028” (2026年3月25日)