東レグループのCSR
東レグループは、CSR推進の3カ年計画であるCSRロードマップに沿って、
「持続的な発展」と「持続可能な社会の構築への貢献」の両立を目指し、
東レグループ全体でCSRの戦略的な推進に取り組んでいます。
CSR責任者からの報告
東レ株式会社 専務執行役員
CSR・IR統括
総務・コミュニケーション部門長
東京事業場長
谷口 滋樹
私はCSR統括役員として、東レグループの持続的な発展と社会全体の持続的発展への貢献を目指し、CSR活動のより一層の推進と適切な情報開示に全力を尽くします。
東レグループは、1926年の創業以来、事業を通じて社会に貢献するという経営を実践しています。経営の最優先課題のひとつにCSRを位置づけ、経営戦略とCSRを一体的に推進し、グループとしての持続的な発展と社会全体の持続的発展への貢献を目指しています。
東レグループでは、CSR推進の行動指針として、「倫理とコンプライアンス」「安全・防災・環境保全」「人権推進・人材育成」「持続可能なサプライチェーンの構築」など幅広い項目からなる「CSRガイドライン」を定めています。さらに、CSRを計画的に推進するために、CSRの3年間の中期計画となる「CSRロードマップ」を策定しています。「CSRロードマップ」では、「CSRのマテリアリティ(重要課題)」を考慮しながらガイドラインごとに具体的な目標、主な取り組み、達成度を測るKPIを定めており、現在は「CSRロードマップ2025」(対象期間:2023-2025年度)のもとで、CSRの活動をグループ一丸となって進めているところです。
このようなCSRの推進活動について、GRIやSASBなどの国際的な情報開示基準に対応しながら、「CSRガイドライン」ごとに取りまとめて毎年開示しています。また、TCFD提言に沿って気候変動に関する東レグループの機会やリスクについて定量分析した「東レグループ TCFDレポートVer2.1」を発行しています。東レグループはTNFD提言へ賛同するとともに、TNFD Early Adopter(TNFD提言の早期採用者)に登録しておりTNFD提言に沿った情報開示にも努めています。
このような活動を積極的に進め、東レグループおよび社会全体の持続的発展に向けて全力を尽くしていきます。
CSR活動報告(各CSRガイドラインの活動報告)詳しくはこちら
- 1. 企業統治
- 2. 倫理とコンプライアンス
- 3. 安全・防災・環境保全
- 4. 製品の品質と安全
- 5. リスクマネジメント
- 6. コミュニケーション
- 7. 事業を通じた社会的課題解決への貢献
- 8. 人権推進と人材育成
- 9. 持続可能なサプライチェーンの構築
- 10. 良き企業市民としての社会貢献活動