早わかり東レ

会社概要

東レグループは、グローバルに事業を展開し、炭素繊維複合材料をはじめとしたさまざまな素材で世界シェアNo.1を誇る化学メーカーです。

創業
1926
関係会社数
308
従業員数
46,294
売上収益
2兆5,851億
事業利益
1,419億
研究開発費
759億

2026年3月末時点
※売上収益は顧客の所在地を基礎として分類しております

東レグループ価値創造の軌跡

東レグループは1926年にレーヨンの生産会社としてスタートし、ナイロン、ポリエステル、アクリルといった3大合成繊維に加えて、フィルム、ケミカル、樹脂、更には電子情報材料、炭素繊維複合材料、医薬・医療、水処理・ 環境といったさまざまな分野において革新技術を開発し、多くの先端材料、高付加価値製品を創出してきました。 2050年にどのような社会が到来するかを展望し、革新技術・先端材料がどのように活きるかという視点を持って、引き続き長期的な企業価値の向上を目指しています。

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東レグループの価値創造プロセス

東レグループは、企業理念「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」の具現化に向けて、 経営として大切にしている価値(コアバリュー)である「事業を通じた社会貢献」「人を基本とする経営」「長期的視点にたった経営」をベースに、東レグループの強みである「研究・技術開発」「営業」「生産」が相互に連携し合いながら、素材を起点にサプライチェーンを構成するお客様との共創によるイノベーションを通じて、 社会に新しい価値を提供していきます。 そして、「東レグループ サステナビリティ・ビジョン」に示す4つの世界の実現を目指します。

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東レのコア技術

東レグループは、有機合成化学、高分子化学、バイオテクノロジー、ナノテクノロジーをコア技術とし、これらの技術をベースに、重合、製糸、繊維高次加工、製膜など要素技術の深化と融合を進め、繊維、樹脂、ケミカル、フィルム、さらには電子情報材料、炭素繊維複合材料、医薬、医療機器、水処理事業とさまざまな事業分野で、先端材料を創出し事業化を実現しています。

東レの事業内容

2026年度からの2028年度までの中期経営課題 “IGNITION 2028” では、2028年度に、ROIC約7%を達成すべく、売上収益3兆円、事業利益2,300億円を目指しています。

億円

2025年度 実績 2028年度 目標*2
ROIC*1 4.7% 約7%
ROE 4.5% 約8%
(上記前提)
売上収益 25,851 30,000
事業利益 1,419 2,300
事業利益率 5.5% 8%
D/Eレシオ 0.50 0.7以下
(ガイドライン)

*1:税引後事業利益÷投下資本(期首・期末平均) *2:2028年度 為替レート前提 : 150円/US$

セグメント別の売上収益と事業利益は以下の通りです。

繊維セグメント
2025年度売上収益

1兆511億

売上収益構成比:41%
  • 3大合成繊維(ナイロン、ポリエステル、アクリル)すべてを展開
  • 糸だけでなく、テキスタイル、縫製品までのサプライチェーン一貫型事業を展開
  • エアバッグ用基布事業や不織布事業など産業用途にも展開
  • 中国・東南アジア等におけるグローバルオペレーションを確立

主な製品・事業

  • ナイロン繊維 ポリエステル繊維 アクリル繊維ナイロン繊維
    ポリエステル繊維
    アクリル繊維
  • テキスタイルテキスタイル
  • 縫製品縫製品
  • エアバッグ用原糸・基布エアバッグ用原糸・基布
  • 人工皮革人工皮革
  • 衛生材料用不織布衛生材料用不織布
機能化成品セグメント
2025年度売上収益

8,944億

売上収益構成比:35%
  • 樹脂・ケミカル、フィルム、電子情報材料の各事業を展開
  • 自動車向け樹脂、MLCC離型用PETフィルム、有機EL関連材料などの製品を含む

樹脂・ケミカル事業

  • ABS樹脂
  • ナイロン樹脂
  • PBT樹脂
  • PPS樹脂 等

  • ケミカル製品
  • 動物薬

フィルム事業

  • ポリエステルフィルム
  • ポリプロピレンフィルム
  • PPSフィルム
  • アラミドフィルム
  • バッテリーセパレータフィルム 等

電子情報材料事業

  • 有機EL関連材料
  • 回路材料
  • 半導体関連材料 等
炭素繊維複合材料セグメント
2025年度売上収益

3,001億

売上収益構成比:12%
  • 航空機用途をはじめとした高品質炭素繊維に加え、コスト競争力のある産業用途向け炭素繊維も含め、トップメーカーとしての地位を確保
  • 炭素繊維だけでなく、プリプレグ(炭素繊維に樹脂を含漬させたシート)や織物、成形品まで、サプライチェーンの各段階でグローバルに事業を展開
  • 航空宇宙、スポーツ、一般産業各用途に展開

航空、宇宙・防衛用途

  • 航空機
  • 人工衛星
  • ロケット 等

スポーツ用途

  • 自転車
  • ゴルフシャフト
  • テニスラケット
  • 釣り竿
  • ホッケースティック 等

一般産業用途

  • 風力発電翼
  • 圧力容器
  • 自動車部材
  • パソコン筐体 等

主な製品・事業

  • 炭素繊維炭素繊維
  • プリプレグプリプレグ
  • 織物織物
  • 成形品成形品
水処理・ヘルスケアセグメント
2025年度売上収益

1,668億

売上収益構成比:6%
  • 海水淡水化用逆浸透膜等、多くの水処理膜製品を保有
  • 医薬品・医療機器事業を展開

水処理事業

  • 水処理膜(逆浸透(RO)膜、ナノろ過(NF)膜、限外ろ過(UF)膜 等)

  • 家庭用浄水器 等

医薬・医療事業

  • 中空糸型透析器トレライト®

  • 体外診断用医薬品東レAPOA2-iTQ®等

※上記のセグメント以外に、その他の売上収益1,726億円(7%)があります。