エンジニアリング開発センター

エンジニアリング開発センターは、研究・技術開発活動から生まれた先端素材・製品を事業化するため、斬新な設備技術・生産技術の開発をおこなっています。

流体解析によるフィルム口金形状の最適化

CAE技術を駆使した流れ解析は、口金の最適設計に役立っています。

エンジニアリング開発センターでは、高機能フィルム製造装置、炭素繊維複合材料製造装置、液晶カラーフィルター生産装置など、当社の中核をなすエンジニアリング技術を数多く生み出すとともに、これらの技術は塗布装置、検査機器、CAEソフト、精密口金・金型、医療機器など、関係会社の事業にも受け継がれています。
現在、第1、第2、第3開発室の3室体制で、生産設備、生産技術の開発を進めています。これらの開発をタイムリーかつ確実に実行するため、機構設計、メカトロニクスといった基本技術はもとより、熱流体解析、構造解析、巻取、コーティング、蒸着、プラズマ処理、微細加工、樹脂成形、計測・制御、画像処理、静電気制御、人工知能、データマイニングといった要素技術の開発・深化に取り組んでいます。
また、環境問題、健康・長寿社会の実現など社会的課題の解決に貢献すべく、グリーンイノベーション事業、ライフイノベーション事業への取り組みに注力しています。
現在、右に代表されるエンジニアリング、CAE、計測・制御・画像処理、表面処理に関する基盤技術の研究と応用技術の開発、製造プロセスへの展開をおこなっています。

(1)社内製造プロセスの独自な機器、設備、生産技術の研究開発

合成繊維製造設備、フィルム製造設備、炭素繊維製造設備および、その複合材料成形設備、液晶カラーフィルター製造設備、医療器材製造設備、水処理膜モジュール製造設備など。

(2)CAE (Computer Aided Engineering) 技術の深化と応用技術の研究開発

樹脂製品・炭素繊維複合材料製品設計CAE、プロセス・製造設備設計CAEなど。

(3)社内生産プロセスに必要な測定・検査・制御技術、静電気・表面処理技術の研究開発

フィルム、炭素繊維、液晶カラーフィルターなどの測定・検査装置の開発、検査・画像処理技術、計測・制御技術、静電気・表面処理技術の研究開発など。

自動車フードの衝撃解析

自動車フードの衝撃解析

当社複合材料を使用した自動車部材の設計にCAE構造解析技術が役立っています。

人工腎臓モジュールの開発

人工腎臓モジュールの開発

人工腎臓モジュールの設計では、血液や透析液の流れだけでなく、容器の射出成形における樹脂流動にも解析技術が活かされています。また、モジュールの組み立てには高度な自動化技術をベースにした生産装置が用いられています。

ナノインプリント装置

ナノインプリント装置

フィルムの表面に対してナノサイズのパターンを高精度に連続成形する熱式ナノインプリント装置を開発し、東レエンジニアリングより販売しています。

モスアイ構造

モスアイ構造

ナノインプリントによるパターン成形例

液晶カラーフィルター塗布装置

液晶カラーフィルター塗布装置

超大型のガラス基板に対して、非常に高速で均一なペースト塗布技術を開発し、液晶パネル用塗布装置として商品化しました。