当社子会社における 新型コロナウイルス検査陽性判定者の発生について

東レ株式会社

　この度、東レ岡崎工場内で工場付帯業務の請負等を行う子会社である、岡崎殖産株式会社(所在地:愛知県岡崎市、社長:磯野正直)に勤務する従業員において、新型コロナウイルス検査による二人目の陽性判定者が発生しました。
　当該従業員は、計画年休取得の4月2日(木)の夜に発熱症状があり、公休日の3日(金)も倦怠感と食欲不振があったためかかりつけ病院で受診し、元々の本人出勤日の4日(土)以降は自宅にて療養を続けていました。その後複数回、病院で受診しましたが10日(金)になっても発熱症状が続いたためPCR検査を受けたところ、11日(土)に陽性との判定を受けたものです。
　現在は医療機関に入院しており、容態は安定しています。
　なお、当該従業員に直近の海外渡航履歴はありません。

　この度陽性判定を受けた従業員の岡崎殖産内及び東レ岡崎工場内の動線及び立ち寄った各所は、当該従業員がすでに休みに入った以降の4月3日(金)に実施した消毒の範囲に含まれており、岡崎市保健所の指導の下、追加消毒の必要はありません。
　当該従業員の接触者として保健所から新たに10名が濃厚接触者の判定を受け、全員が4月15日(水)まで自宅待機し毎日、健康状態の確認を続けます。なお陽性判定を受けた当該従業員は工場内業務に従事しており、上記期間中に社外の方との接触はありません。
　今回は消毒のための設備の停止も必要なく、要員についてはシフトの調整などで対応が可能であるため、生産や出荷等、事業活動への影響は出ないものと見ております。

　東レグループでは2月7日(金)に、代表取締役副社長を本部長とする全社対策本部を設置し、国内外の従業員の健康状況の把握や海外事業拠点の情報収集、感染の未然防止策の実施等に努めてまいりました。
　当社は、今後とも社内外への感染拡大の防止と従業員の健康を最優先に、政府及び地方自治体の策定する行動計画に基づき、必要な対策を拡充して参ります。
　皆様におかれましては何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。