東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)および欧州東レグループ各社は、2020年3月3日(火)から3月5日(木)までフランス・パリにて開催される、世界最大規模のコンポジット展示会「JEC World 2020」(出展ブース :HALL5 J5 & J21)に出展します。
今回は、欧州東レグループの炭素繊維複合材料事業拠点である、
Toray Carbon Fibers Europe、
Zoltek、
Composite Materials (Italy)、
Delta-Preg、
Toray Advanced Composites の5社が「Toray Village」を形成し、初めて5社共同でブースを設けます。
今回の展示会では、「東レグループの総合力とお客様との協業により、新しい価値と持続可能な未来の創造に貢献する」をテーマに、「モビリティ」「エネルギー」「ライフクオリティ&セイフティ」の分野で重要な役割を果たす炭素繊維複合材料製品や技術を紹介します。加えて、持続可能な社会の実現を目指す「リサイクル」の取り組みも展示します。
東レの炭素繊維複合材料事業は、炭素繊維からコンポジット製品まで東レグループで手掛ける垂直統合型オペレーションをグローバルに展開しており、お客様のご要望に迅速に対応できる体制が整っています。今後も、東レグループ内の連携をさらに強化し市場のニーズにワンストップのソリューションを迅速に提供していくことで、航空機や自動車などの軽量化による省エネルギーや、天然ガスや水素ガスタンクなどの石油代替エネルギー、風力発電機のブレードなどの再生可能エネルギー分野に貢献し、素材の力で社会を変革してまいります。
ご参考:
今回の出展概要は下記のとおりです。
記
- 展示会名:JEC World 2020
- 会期 :2020年3月3日~5日
- 場所 :フランス・パリ 「ノール ヴィルパント展示会場」
- 公式サイト:https://www.jec-world.events/
- 東レグループブース :HALL5 J5 & J21
- 展示内容:
「モビリティ」
熱可塑プリプレグ製後部圧力隔壁、航空機用難燃インテリアシート、エアモビリティー模型、自動車構造部品、CF-SMC製ドアインナーなどを展示。
「エネルギー」
風力発電ブレード用ラージトウ炭素繊維及び引抜き成形部材、燃料電池用ガス散層基材(GDL)、燃料電池車向け圧縮水素ガスタンク(CHGタンク)などを展示。
「ライフクオリティ&セイフティ」
競技用ヨット部材、自転車、空気注入式折り畳みパドルサーフィンボードなどのスポーツ用途に加え、軽量車椅子用スロープ、足の矯正治療用シューズ中敷きなどの介護・医療用途製品を展示。
「リサイクル」
熱可塑性成形品、熱硬化性成形品それぞれのリサイクル技術・用途例を紹介。