CSR活動報告(各CSRガイドラインの活動報告) - コミュニケーション

社員とのコミュニケーション

『東レ理念 』共有・発信プロジェクト(TPプロジェクト)

東レグループでは、中期経営課題“プロジェクト AP-G 2022”における全社横断プロジェクトのひとつとして「『東レ理念』共有・発信プロジェクト(TPプロジェクト)」を展開しています。
将来にわたって持続的成長をグローバルに実現するための東レグループの目標は、企業理念である「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」を具現化し、社会から尊敬される企業体となることであり、創業以来、連綿と継承されてきた経営思想を「東レ理念」として体系化しました。
TPプロジェクトは、東レグループの歴史や出来事の中に表れている「東レ理念」の意味をあらためて理解し、それを上司や同僚と共有することで、東レグループ共通の価値観として体得し、一人ひとりが業務を進める上での行動や判断の基準になることを目標としています。東レグループ社員への理解浸透を図るために、「東レ理念BOOK」および「携帯版ミニブック」を発行しました。「東レ理念BOOK」は各国・地域各社の協力を得て海外関係会社向けに翻訳し、日本語版を含めて計17言語が揃いました。「私にとっての『東レ理念』」と題した参加型プログラムでは、社長の「東レ理念」に込めたメッセージを社内報やイントラネットを通じて発信し、以下各役員、各部署長や国内外関係会社社長などの上位者から順番に「東レ理念」に対する思いをリレー形式でつないでいき、社員一人ひとりが「東レ理念」について考えることにより、自身の仕事を通じてどのように社会に貢献するかという具体的なイメージを掴むことを目標としました。また、役員による講演会や座談会の実施や、全社研修カリキュラムへ「東レ理念」の講義を織り込むなどの活動を通じて、「東レ流の経営」の理解、浸透を図っています。社外に対して東レグループの企業姿勢についての正しい理解を促すと同時に、東レグループ社員にとっても誇りを持てる企業集団を目指して、新聞・雑誌やウェブメディアなどの社外メディアを通じて「東レ理念」を具現化する取り組み(革新技術、製品)について継続的に発信しています。

社内報、イントラネットでの情報発信

東レグループでは、冊子の社内報やイントラネット、全社掲示板など、さまざまな媒体を活用し、会社の経営方針や課題を浸透させるとともに、「東レブランド」の求心力や、グループ社員の帰属意識の向上につながるコミュニケーション活動を実施しています。すべての媒体に社長からのメッセージを掲載しているほか、冊子の社内報は和文版・英文版を作成し、経営・事業トピックスやプロジェクトの解説などの情報共有化、理解促進に努めています。
また、国内外関係会社向けのイントラネット「TORAYNAVI Lite」(和英)を開設し、グループ間でのタイムリーな情報共有を図っています。

東レグループ社内報

東レグループ社内報発行部数

「ぴいぷる」(和文社内報) :
約16,000部/回(隔月、年6回発行)
「PEOPLE」(英文社内報) :
約3,000部/回(季刊、年4回発行)
「東レマネジメント(社外秘)」(管理職層対象) :
約7,000部/回(年4回発行)

社員意識調査の実施

国内外の関係会社を含む社員意識調査(日本語、英語、中国語、インドネシア語、タイ語、韓国語)を定期的に実施し、社員の帰属意識やモチベーション、長期ビジョンや中期経営課題への取り組み状況などについて調査しています。2020年度に実施した調査では、東レが好きである、東レグループで長く働きたいと答えた社員が多数を占めるなど良好な結果が得られました。また、当調査を通じて寄せられた不満や要望について各関係部署と情報を共有し、改善に向けた取り組みを進めることで、社員の満足度向上に努めています。
この社員意識調査は、お客様満足度アンケートで得られたお客様の評価と社員の意識とのギャップや、上司と部下のコミュニケーションの実態などの分析にも活用し、調査結果は過去との比較も含めて社内にフィードバックして改善につなげています。

各職場におけるCSR活動の推進

東レグループのCSR活動は、現場での実践を重視した全員参加型「CSRライン活動」を特徴としています。各職場がそれぞれの実情に応じて、職場におけるCSRの課題について話し込みを行うなど、継続的に取り組んでいます。

CSRに関する社内意見交換の推進、意識浸透

社内意見交換の面談実施(進捗率)

■報告対象範囲
東レグループ
■目標値
2020年度 / 40%

実績値(2020年度)

25

東レグループでは、さまざまな機会を通じてグループ全体でのCSRの浸透を進めています。
2019年度より東レ(株)CSR推進室が社内各部署および国内外関係会社を訪問して意見交換会を実施し、各職場におけるCSRの取り組み実態の把握と浸透を進めています。2020年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により意見交換会が開催できない期間がありました。そのため、2023年度末までに全ての対象部署・会社に訪問する本取り組みの進捗率は目標の40%に対し25%となりました。改善策として、Web会議システムを活用しオンラインでの意見交換を進めています。意見交換会で把握した各職場のCSR活動における課題は、東レグループのCSR浸透策に反映しています。
社員が各職場でのCSR活動の必要性をより分かりやすく理解できるように、CSRの浸透を図るツールとして「CSRニュースレター」を発行しています。また、CSRの基本的な内容を盛り込んだeラーニングを作成しており、2020年度も東レグループ内に展開し、CSRの意識浸透を進めました。なお、2020年度に東レ(株)で2回に分けて実施したCSRに関するeラーニングでは、すべての役員・社員(嘱託、パート、派遣を含む)を対象に、延べ13,947名が受講しました。

CSRロードマップ2022におけるCSRガイドライン6「コミュニケーション」の主な取り組みはこちらをご覧ください。