CSR活動報告(各CSRガイドラインの活動報告) - 良き企業市民としての社会貢献活動

2022年度の実績(データ編)

社会貢献活動支出額比率(%)(直近6年間の平均支出額対比)

■報告対象範囲
東レグループ
■目標値
2022年度 / 100%以上

実績値(2022年度)

113

社会貢献活動の実施(件数)

■報告対象範囲
東レグループ
■目標値
2022年度 / 2,500件以上

実績値(2022年度)

1,952

出張授業やキャリア教育などの教育支援活動の受益者数(人)

■報告対象範囲
東レグループ
■目標値
2022年度 / 年間15,000人以上

実績値(2022年度)

15,730

東レグループは、企業理念に基づいて、地域社会・国際社会のなかで、よき企業市民として社会の持続的発展に貢献するとともに、社員の社会貢献活動を継続的に支援することを「東レグループ社会貢献方針」で表明しています。
東レグループでは、「CSRロードマップ 2022」において、寄付金や社会貢献活動にかかる人件費などの社会貢献活動支出額についてKPIを設定し、一定の規模を維持しながら取り組みを推進しました。
2022年度の社会貢献活動支出額は、連結ベースでは約18.6億円、東レ(株)単体では約10.7億円を拠出しました。「CSRロードマップ 2022」で設定した目標である直近6年間(2016~2021年度)の平均支出額(16.4億円)対比100%以上に対し、113%となりました。
2022年度の主な支出は、(公財)東レ科学振興会およびマレーシア・タイ・インドネシア、韓国における東レ科学振興財団への拠出、上海国際マラソンへの協賛です。
(公財)東レ科学振興会に対して、2022年度は東レグループを代表して東レ(株)から約2.2億円を寄付しました。海外の東レ科学振興財団には、東レグループの海外各社より、トータルで約2.6億円を寄付しました。

「CSRロードマップ 2022」では、継続して積極的に社会貢献活動に取り組んでいくために社会貢献活動の実施件数をKPIとして設定しています。それに加えて、以前から注力している教育支援活動をしっかり展開していくことを目的として、出張授業やキャリア教育などの教育支援活動の受益者数についてもKPIを設定しています。
2022年度の社会貢献活動の実施件数は、目標である2,500件以上に対し、1,952件でした。

新型コロナウイルス感染症による影響が長期化し、国内外における社会活動が制限されたことにより、「CSRロードマップ 2022」の3年間(2020年度~2022年度)は、社会貢献活動の件数が減少しました。社会活動の制限を受ける中でも、活動が再開できる地域や時期を見極めながら、徐々に社会貢献活動を拡大したことにより、2022年度は、2020年度(1,625件)および2021年度(1,710件)に比べ、活動件数は増加しましたが、新型コロナウイルス感染拡大以前の活動件数に回復するまでには至りませんでした。

教育支援活動の受益者数は、新型コロナウイルスの感染者が減少する中、各拠点で出張授業や工場見学を再開し、目標である15,000人に対し、15,730人(前年比+4,399人)となりました。

社会貢献支出の実績(2022年度)
社会貢献支出の実績(2022年度)

「CSRロードマップ 2022」におけるCSRガイドライン10「良き企業市民としての社会貢献活動」の主な取り組みはこちらをご覧ください。