お客様とのコミュニケーション

東レグループでは「お客様第一の東レ」を実現するために、2008年から2020年まで3年ごとに全社一斉でのお客様満足度アンケートを実施してきました。
お客様のニーズをよりきめ細かく拾うために、現在は必要に応じて事業ごとに市場調査などを行い、お客様のご意見を事業運営に反映させるよう努めています。
また、お客様に東レグループをより深くご理解いただくための情報発信として、以下のような活動を積極的に推進しています。

顧客満足度調査

東レ(株)では、特定の事業において、お客様満足度に関するアンケートを毎年実施しています。品質やコストなどに関する満足度について5段階での評価を受け、社内へのフィードバックを通じて社員一人ひとりが問題点を共有し、その改善への取り組みや、より質の高い顧客サービスの提供に結びつけています。

ショールームの設置

東レ(株)は、お客様とのコミュニケーションスペースとして、東レ総合研修センター(三島)、イノベーションプラザ(滋賀事業場)をはじめとした主な拠点にショールームを設置しています。革新技術と先端材料の創出を通じてさまざまな課題解決に貢献している東レグループの姿勢や「東レグループ サステナビリティ・ビジョン」について理解を深めていただけるよう、事業内容や製品用途をわかりやすく展示しています。2024年度は、イノベーションギャラリー(本社)、イノベーションプラザ(滋賀事業場)の二拠点の展示スペースの改装を実施しました。

  • イノベーションギャラリー(東レ(株)本社)イノベーションギャラリー(東レ(株)本社)
  • イノベーションプラザ(東レ(株)滋賀事業場)イノベーションプラザ(東レ(株)滋賀事業場)

グローバルコミュニケーションアセットの開発

グローバル企業として、国内だけでなく海外の顧客やステークホルダーに対しても東レの本質的価値を伝えるために、東レ社員にフォーカスしたストーリー動画などの会社紹介ツールの開発を行いました。
ストーリー動画では、Toray Membrane USA, Inc.のTri社長の半生を描いた短編映画「STRAIGHT PATH」や、Urban Air Mobility(空飛ぶ車)の開発を行う米国のスタートアップ企業Joby Aviation, Inc.との共創を描いたブランドムービー「A REVOLUTION IN AVIATION」に続く第三弾として、「You Cannot Be Serious:気候危機に立ち向かう!ジョン・マッケンローと東レからの宣言」を制作しました。東レ(株)の大矢社長とテニス界のレジェンドであるジョン・マッケンロー氏が、水素社会の必要性や気候危機に立ち向かう姿勢を熱く宣言します。
これらの動画を世界中で配信し、当社が創り上げる社会に対しての価値を力強く訴求していきます。

「CSRロードマップ 2025」におけるCSRガイドライン6「コミュニケーション」の主な取り組みはこちらをご覧ください。