CSRガイドライン&活動報告 - 安全・防災・環境保全

省エネおよび気候変動対策

環境

気候変動への取り組み

東レグループは持続可能な低炭素社会の実現に向け、従来より温室効果ガス(GHG)削減に取り組んでいます。2016年度からは「第5次環境中期計画」を新たに策定し、プロセス改善による省エネルギー推進および再生可能エネルギーの活用、石炭利用の削減などを通じて、製造段階でのCO2削減を積極的に推進しています。

東レ(株)の省エネ活動

東レ(株)はエネルギー原単位年率2%低減を努力目標として省エネ活動に精力的に取り組んでいます。2018年度は、生産量の減少を主因として、エネルギー使用量が前年度比4.7%減少しました。エネルギー原単位は、前年度比2.1%悪化(基準年度比16.8%改善)しました。

  • ※換算生産量当たりのエネルギー使用量
エネルギー使用量および同原単位指数(東レ(株))
エネルギー使用量および同原単位指数(東レ(株))

省エネ診断時、案件検討の様子(東レプラスチック精工(株))省エネ診断時、案件検討の様子
(東レプラスチック精工(株))

東レグループでは、毎年、省エネ活動の一環として省エネチームを編成し、東レ(株)・国内・海外関係会社の工場で「省エネ診断」を実施し、積極的な省エネ活動を進めています。2018年度は東レ(株)4工場、国内関係会社2工場、海外関係会社1工場で実施し、その省エネ効果で温室効果ガス約39,600トン-CO2/年の削減を図りました。

東レ(株)の気候変動対策

GHG売上高原単位削減率

■報告対象範囲
東レグループ(国内)
■目標値
2018年度 / 1990年度比15%削減

実績値(2018年度)

30%

東レ(株)は、GHG排出量削減目標として「2020年度まで1990年度比15%削減を継続達成」を掲げ、計画的な削減対策を実施しています。
2018年度は、CO2排出量は、前年度比で7.4万トン減少しました。GHG排出量は前年度比3.8%減少の195万トンとなり、1990年度比では23.2%削減し、目標を継続達成しました。(2013年度比11%削減)
今後、事業拡大による増産が見込まれますが、2020年度までの新たな削減目標の達成に向け、削減対策を確実に実行していきます。

GHG排出量の推移(東レ(株))
GHG排出量の推移(東レ(株))

関連情報

東レ(株)では、スコープ1(直接排出量:自社の工場・オフィス・車両など)、スコープ2(エネルギー起源間接排出量:電力など自社で消費したエネルギー)、スコープ3※1(その他の間接排出量)について、LRQA(ロイド レジスタークオリティ アシュアランス リミテッド)社から第三者保証を受けました。
スコープ1:161万トン
スコープ2:34万トン
スコープ3:74万トン

  1. ※1 スコープ3は、カテゴリー2(資本財)、カテゴリー3(燃料・エネルギー関連の活動(スコープ1 またはスコープ2 に含まれないもの)、カテゴリー4(上流の輸送・流通)について算定

再生可能エネルギー設備の導入

東レ(株)東海工場の汚泥燃料混焼設備東レ(株)東海工場の汚泥燃料混焼設備

東レグループでは、計画的に再生可能エネルギー設備の導入を進めています。2016年度に東レ(株)名古屋事業場に工業用水の受入圧力を利用する小水力発電機を設置、2017年度には東レ(株)瀬田工場に太陽光発電設備を導入し、それぞれ運転を開始しました。また、2017年度からは東レ(株)東海工場にて、ボイラー燃料としてカーボンニュートラルである汚泥燃料の混焼を実施しています。

2018年度 再生可能エネルギー発電実績
10,325 MWh

なお、東レグループ太陽光発電設備 設置拠点は下記の通りです。

<東レ(株)>

  • 瀬田工場
  • 愛媛工場
  • 三島工場
  • 岡崎工場
  • 那須工場

<国内関係会社>

  • 東レ・テキスタイル株式会社
  • 東レプラスチック精工株式会社
  • 東レフィルム加工株式会社
  • 東レ・ファインケミカル株式会社
  • 曽田香料株式会社
  • 東レ・カーボンマジック株式会社
  • 東レエンジニアリング株式会社
  • 東レ建設株式会社
  • 東洋実業株式会社

<海外関係会社>

  • Toray Membrane USA, Inc.
  • Toray Plastics (America), Inc.
  • Thai Toray Synthetics Co., Ltd.
  • Penfabric Sdn. Berhad
  • 東麗合成繊維(南通)有限公司
  • Toray Advanced Materials Korea Inc.

東レ(株)および国内関係会社の取り組みとGHG排出量

東レ(株)および国内関係会社では、「GHG排出量原単位(売上高)を2020年度までに1990年度比15%低減すること」を目標に、気候変動防止に取り組んでいます。
東レ(株)および国内関係会社のGHG排出量は2018年度には前年対比4.3%減少しました。GHG排出量原単位(売上高)は前年比6.2ポイント改善し、基準年度比では29.7%低減しました。

GHG排出量およびGHG売上高原単位の推移(東レグループ(国内))
GHG排出量およびGHG売上高原単位の推移(東レグループ(国内))

東レグループのGHG排出量

2018年度の東レグループ全体のGHG排出量は、前年度比2.9%増の563万トン-CO2でした。 今後は、東レグループ全製造会社・工場で「エネルギー原単位年率2%低減」に取り組み、グループ全体でGHG排出量削減に努めていきます。

GHG排出量の推移(東レグループ)
GHG排出量の推移(東レグループ)

オゾン層保護への取り組み

東レ(株)は、1994年に製造工程での特定フロンの使用を全廃し、あわせて冷凍機補充用フロンの購入も全廃しました。今後、特定フロン使用の冷凍機については、2019年度中に更新を完了する予定です。