CSR活動報告(各CSRガイドラインの活動報告) - 企業統治
業務の適切性と透明性の確保
取締役会での「東レグループ事業戦略論議」の実施回数
- ■報告対象範囲
- 東レグループ
- ■目標値
- 2023年度 / 8回
実績値(2023年度)
8回
内部統制システム基本方針の運用状況に関する取締役会評価結果※1
- ■報告対象範囲
- 東レグループ
- ■目標値
- 2023年度 / 90%
実績値(2023年度)
96%
- ※1 内部統制にかかわる取締役会の実効性評価のために、会社法の定めに従って決議した「内部統制システムに関する基本方針」の9項目それぞれについて、全取締役・監査役18名を対象にアンケートを実施。
このように、全取締役・監査役による有効性の評価を行い、内部統制システムの実効性指標としてモニタリングするとともに、その結果を開示しています。
東レ(株)の取締役会は、東レグループの持続的な成長と中長期的な企業価値の創出のための経営戦略について、方向性と進捗を確認するための「東レグループ事業戦略論議」を定期的に行っています。2023年度は8回実施しました。
また、東レ(株)では、取締役が職務に必要な知識を習得し、役割を適切に果たすことができるよう、外部プログラムを活用してコーポレート・ガバナンスの改善・検討の基礎となるデータおよび最新情報を提供し、勉強会を開催しました。さらに、社外取締役、社外監査役が当社への理解を深められるよう、執行役員・幹部社員との懇談会を定期的に開催し、工場見学、役員・理事研修会への参加の機会を設けました。
東レ(株)は、コーポレートガバナンス・コードを踏まえ、「コーポレート・ガバナンスに関する基本方針」を策定し、「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」を定期的に公表しています。
内部統制システムに関する運用状況の概要も、その中で公表しています。倫理・コンプライアンス、効率的な職務執行、情報の保存・管理、リスクマネジメントなどに関する規程類を東レグループ全体に整備し、子会社の経営状況について直接報告を受ける会議を定期的に開催することで、グループガバナンスの維持・向上を図っています。
自社独自の指標として、内部統制システム基本方針の運用状況に関する取締役会評価を設定しています。2023年度の結果は96%となり、90%としていた目標を達成しました。
「CSRロードマップ 2025」におけるCSRガイドライン1「企業統治」の主な取り組みはこちらをご覧ください。