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2024年度に実施した主な活動
教育支援
東レグループでは、小・中学生の段階から理科の勉強への興味・関心を高めるための理科教育や環境教育をはじめ、キャリア教育や工場見学の受け入れなど、サステナブルな社会を担う人を育てる教育支援活動を実施しています。
理科・環境教育支援(出張授業、教材提供)
東レグループでは、理科や環境に対する興味・関心を高めるため、自社製品を教材とした理科実験プログラムと環境教育プログラムを開発し、事業拠点近隣の小・中学校、高等学校で社員が講師となり、出張授業を行っています。2024年度は20校で実施しました。
出張授業後に実施しているアンケートの結果、先生方の満足度は非常に高く、「理科の授業で学んでいることが社会でどのように使われているのかよく分かる内容だった。また、環境問題について考える良い機会となった(小学校教諭)」「地元企業の取り組みを知り、地域に対する愛着や誇りをより高めることにもつながった(小学校教諭)」「授業で学習している内容がさらに深まり、興味・関心が高まった。目に見えない粒子の大きさについてイメージがしやすい内容だった(中学校教諭)」「開発された素材が生活の中でどのように利用されているのかを知り、科学技術をより身近に感じられた(高校教諭)」などの感想を頂きました。講師を務めた社員のアンケートでも「東レグループの取り組みを再認識する良い機会になった」「人にわかりやすく伝える良いトレーニングになった」など、良い影響をもたらしていることがわかりました。
また、教材提供(実験教材の無償貸し出し)も行っています。2024年度は日本全国53校の小・中学校、高等学校で活用していただきました。教材は理科の授業に留まらず先生方の工夫によって、総合的な学習の時間や社会科、SDGsの学習、環境学習にも役立てていただいています。「理科の学習が社会の技術や日常生活とつながっていることに気づくきっかけになる」と大変好評をいただいており、何年も繰り返し申し込みをしてくださる学校もあります。
講師を務める社員
■ 出張授業、教材提供に対する評価(アンケート結果)

1.仕事へのモチベーションにつながった



キャリア教育、企業見学その他さまざまな教育支援活動
東レグループでは、理科実験や環境教育プログラムのほか、学校や教育委員会、NPO法人からの依頼に応じて継続的に教育支援活動を展開しています。社員が講師を務めるキャリア教育やSDGsに関する授業、企業訪問や工場見学の受け入れなどを通じて、子どもたちの学びや将来の進路選択の一助となることを目指しています。また、これらの活動は地域とのつながりの中で行われることも多く、社会との接点を広げる機会にもなっています。東レ(株)では、中学生・高校生を対象に、社員等が自身の仕事や学生時代の経験を語るキャリア授業やSDGsに関する取り組みを紹介する授業、企業訪問や工場見学の受け入れなどを実施しています。また、国内関係会社でも、小学生・中学生・高校生に向けて、それぞれの事業や特色を生かした独自の出張授業や企業見学の受け入れなど多様な形で教育支援を展開しています。
海外関係会社においても、地域の学生を対象とした授業や工場見学を通じて東レの事業や環境への取り組みに対する理解を深める活動を行っています。2024年度は、Toray Composite Materials America, Inc.が地元の学校で出張授業を実施したほか、マレーシア東レグループ、Toray Industries (H.K.) Ltd.(東アジア)、Zoltek Corporation(アメリカ)が、それぞれの地域にある日本人学校で理科・環境教育やキャリア授業を行いました。
近年は、日本の中学生・高校生が海外のグループ会社を訪問したり、海外の高校生・大学生が日本国内の工場を見学したりするなど、国際交流にもつながっています。
東レ(株)日覺会長による、母校の100周年記念式典でのキャリアに関する講演(東レ(株))
全国の中学校・高等学校の企業訪問を受け入れ、キャリア教育や東レグループのSDGsの取り組みについての講義を実施(東レ(株)東京本社)
中学生の職業体験を受け入れ(東レ(株)瀬田工場)
高校生の工場見学を受け入れ(東レ・モノフィラメント(株))
小学3年生を対象に、工場の仕事をテーマにした社会科の特別授業を実施(東レ(株)愛知工場)
地域の中学校で出張授業を実施(Toray Composite Materials America, Inc)
関連情報
「夏のリコチャレ2024」イベントの実施
東レ(株)は、内閣府男女共同参画局が中心となって進める「理工チャレンジ(リコチャレ)」の取り組みに賛同しています。2024年度も、中学生・高校生を対象に、東レ(株)滋賀事業場内にある未来創造研究センターで東レの研究や理工系の仕事について知ることができるイベント「夏のリコチャレ2024 科学の力で豊かな未来社会をつくろう 東レの研究体験コース」を開催しました。当日は未来創造研究センターの見学をはじめ、東レの素材を使ったオリジナルスタンプ作りや研究者との座談会を通じて各研究所で働く社員との交流を深めました。参加した中学生・高校生のアンケートでは、全員が「非常に満足」「満足」と回答し、「見たことのない機器を見たり、座談会で勉強のことなどについて聞いたりできて楽しかった」「研究職や大学について、さまざまなことを聞くことができた。理系の道に興味を持った」などの感想が寄せられました。
研究者との座談会
集合写真
教育界とビジネス界のコミュニケーションの促進

東レ(株)総合研修センターと三島工場では、(一社)経済広報センター主催の教員の民間企業研修に協力し、静岡県教育委員会と連携して毎年10名程度の教員を受け入れています。研修では、当社が創業以来「人を基本とする経営」を掲げ人材育成に注力していること、また、工場の生産現場では従業員の安全はもとより、環境防災を最優先課題として社会の安全安心を守り、地域と共生していることを説明しています。受講された教員の皆さんは、講義やグループワーク、現場見学から、企業が人材育成を重視し従業員一人ひとりを大切にしていること、製造業が地域とともに企業活動をしていることを理解し、学校教育との共通点や異なる点を発見されていました。本研修で得た学びや気付きを教育現場に持ち帰り生徒指導に役立てたいとの感想が毎回寄せられており、教員の皆さんにとって極めて有用な機会となっています。
科学技術館「実験スタジアム」ワークショップ
東レ(株)は2012年から、東京の北の丸公園にある科学技術館の実験スタジアムで、「【ろ過】で地球の水について考えよう!」というワークショップを毎日開催しています。2024年度は子どもから大人まで約8,300人の方が参加しました。
生物学オリンピックを支援

東レ(株)は、将来の生物学を担う人材育成に貢献するため、2007年から(公財)日本科学技術振興財団を通じて、国際生物学オリンピック(IBO)への生徒派遣を支援しています。2024年度は日本代表として4名の高校生がアスタナ(カザフスタン)で開催された第35回大会に参加し、295人の高校生が参加する中、全員が銀メダルを獲得するという優れた成績を収めました。
青空サイエンス教室の実施
東レ(株)は、子どもたちが理科に興味をもち、好きになるきっかけとなることを目指して、自然の中で遊びながら楽しく理科の原理を学ぶことができる体験型教室「青空サイエンス教室※1」を2015年から開催しています。2024年度は、河口湖での屋外教室とオンライン教室、さらに東レ100周年記念事業として滋賀県大津市での屋外教室を開催し、合計199名の小学生が参加しました。
野外教室では東レの中空糸膜を使用して湖や川の水を浄化する実験やロケット作りなど、遊びながら理科の楽しさを体感できるよう工夫したオリジナルプログラムを実施しました。
オンライン教室では事前に送付したキットを使って、東レの撥水テキスタイルに水を垂らし、はじかれた水が生地表面を転がる様子を観察する実験や、東レのナノ積層ポリエステルフィルム「PICASUS™(ピカサス)」を用いて色を作り出す実験を行いました。
野外教室、オンライン教室ともに活発な意見や質問が飛び出し、子どもたちの意識の高さや目の付け所に驚かされるのと同時に、純粋なまなざしで取り組んでいる様子が伝わってくる企画となりました。
- ※1 青空サイエンス教室:東レ(株)が企画し(株)リバネスがプログラムを監修する宿泊体験型教室を(株)JTBが提供するプログラムの一環として実施。
森を探検する子どもたち
参加者の集合写真
関連情報
- 青空サイエンス教室ウェブサイト
- 青空サイエンス教室Facebook※ 閲覧するにはFacebookのアカウントが必要です。
環境保全
東レグループでは、地域社会と連携した清掃活動や自然環境の保全活動を各拠点で継続的に行っています。グループ全体で環境課題への意識を高めるとともに、生物多様性の保全や地域の美化、植樹活動、環境教育などを通じて地域に根ざした実践的な取り組みを展開しています。これらの活動は、社員やその家族、地域住民、学校、行政、NPOなどの多様な関係者との連携のもとに実施されており、単なる環境美化に留まらず、次世代への環境意識の継承や地域社会との信頼構築にもつながっています。
事務所近隣にある広小路通の清掃活動を継続的に実施。2024年度は参加企業中、参加人数1位を獲得(東レ(株)名古屋支店)
日本で唯一、海岸線の砂浜を車で走ることのできる羽咋市の千里浜海岸で開催されている「千里浜なぎさクリーン運動」に参加(創和テキスタイル(株))
歩きながらごみを拾う「プロキング」を実施。1,600人の社員が参加(Toray Advanced Materials Korea Inc.)
「4月22日のアースデイ(地球の日)に『1日で100万本の植樹』をする」というペナン州政府の計画に賛同。苗木2,000本を寄贈し、植樹にも協力(マレーシア東レグループ)
東レグループ・荒川クリーンエイド
東レ(株)東京本社では、2014年からNPO法人荒川クリーンエイド・フォーラムと連携し、地球環境や生態系への影響を学びながら荒川河川敷を清掃する「東レグループ・荒川クリーンエイド」を実施しています。この活動は単にごみを拾うだけではなく、「調べるごみ拾い」として、川ごみ調査カードにごみの種類を記録しながら細かく分別していくことが特徴です。清掃活動の前には、荒川クリーンエイド・フォーラムによる環境講話を通じて、河川や海洋ごみの現状、ごみの生き物への影響、さらに生き物と私たちの生活との関わりについて学習します。これにより、清掃活動の意義を理解するだけでなく、身近な自然や生物多様性への関心を高め、プラスチックごみ問題と私たちの暮らしの関連を認識するという大きな意義があると考えています。2024年度は、春(4月)と秋(10月)に2回開催し、延べ80名の社員とその家族が参加しました。毎回、集まるごみの多さに参加者からは驚きの声が上がっています。
活動中には「荒川の生物多様性に触れよう」をテーマにした自然観察教室も開催されました。ベンケイガニやハゼ、テナガエビなどの生きものや外来植物を観察し、大人も子どもも楽しみながら環境について学ぶ機会となりました。実施後のアンケートでは、「ただごみを拾うだけでなく、現地での説明を通じて環境問題への理解が深まった」「清掃活動の意義を事前の講座で学べたことや、自然観察を通じて生物や植物に触れられたことが良かった」といった感想が寄せられました。
今後も、環境への関心と理解を深める機会として、活動を継続的に実施していきます。
荒川に生息するさまざまな生き物を観察して生物多様性保全の大切さについて考える自然観察教室
参加者の集合写真
東レ(株)東海工場における生物多様性保全と地域貢献活動
東レ(株)東海工場では、1971年の操業開始時から守り、育ててきた緑地を維持・育成するため、「東レグループ緑化ガイドライン」に基づく緑化推進、生物多様性保全と生態系の保護を目的とした取り組みを拡充し、社会貢献を強く意識した活動を展開しています。知多半島臨海部の企業緑地群(グリーンベルト)の生態系ネットワーク形成と次世代の担い手育成を目指す「命をつなぐPROJECT※2」に参画し、地域の学生や、企業と行政、専門家などと連携しながら自然共生・生物多様性保全活動を推進しています。企業緑地を学生の研究フィールドとして提供するなど緑地を活用した人材育成に取り組んでいます。なお、地域社会とのコミュニケーションツールとしても緑地は重要な役割を果たしています。2024年9月には「命をつなぐPROJECT」が主催する一般市民向け企業緑地体験イベント「LOVE! GREEN DAY2024」を開催しました。このイベントには、地域の子どもたちとその保護者に加え、専門家や「命をつなぐPROJECT」学生実行委員会のメンバーなど総勢約30名が参加しました。参加者は工場見学やビオトープで生きもの観察を行ったり、緑地で集めた自然素材(葉っぱ・枝・木の実など)を使って生きものを作るネイチャークラフトを楽しんだりしながら交流を深めました。
水辺ビオトープでいきもの探し
「LOVE! GREEN DAY2024」参加者の集合写真
- ※2 命をつなぐPROJECT:知多半島臨海部の企業緑地群を主な活動拠点として生態系ネットワーク形成と次世代の担い手育成を目指すプロジェクト。学生組織である「命をつなぐPROJECT 学生実行委員会」を中心に12社の企業と行政、NPO、専門家が協働し、企業緑地の生物多様性向上や地域住民の環境啓発などのさまざまな活動に取り組んでいる。学生実行委員会は、緑化推進運動において顕著な功績のあった個人・団体を表彰する「令和2年緑化推進功労者内閣総理大臣表彰」を受賞している。

関連情報
スポーツ振興
東レグループは、スポーツを通じた健全な社会づくりへの貢献を重視し、長年にわたってスポーツ振興に取り組んできました。企業スポーツの支援をはじめ、地域の子どもたちや若者への指導、合宿の受け入れ、競技普及活動などを通じて心身の健全な育成と地域社会とのつながりを大切にしています。
こうした幅広い取り組みの一環として、東レのプロ・実業団チームでは、バレーボール、柔道、剣道、ボートなどの競技を通じて全国各地でスポーツの魅力を発信するとともに、地域に根ざしたスポーツ文化の振興にも力を入れています。
なかでもバレーボールチームは、バレーボール教室や学校訪問などを積極的に実施しています。2024年度は76カ所で開催し、7,000人を超える地域の方々に参加いただきました。
柔道部、剣道部、ボート部などでは、日々の競技活動に加え、地域の子どもたちを対象とした指導や交流を行い、礼節や挑戦する心の大切さを伝える取り組みを続けています。海外においても、上海国際マラソンへの協賛をはじめとする取り組みを通じて現地のスポーツイベントを支援するなど、グローバルに活動の幅を広げています。
工場近隣の小・中学生を対象にバレーボール教室や学校訪問を実施(東レアローズ(株))
剣道部による近隣の小・中学生を対象とした剣道指導を実施(東レ(株)岡崎工場)
上海国際マラソン協賛によるスポーツ振興
東レ(株)と東麗(中国)投資有限公司は、上海国際マラソンの協賛を通じて中国のスポーツ振興に貢献しています。上海国際マラソンは、ワールドアスレティックスのロードレースラベリングにおける最高位の格付けであるプラチナラベルに認定されているレースです。東レグループは第2回大会から協賛を行っており、現在はFounding Sponsor(創設スポンサー)という最上位の協賛企業として大会をサポートしています。
28回目の開催となった2024年大会では、新たに車いすマラソン競技が導入され、多くの人々に参加の機会が開かれました。当日は約3万8,000人のランナーが上海市内を駆け抜け、大会は大いににぎわいました。
また、より一層の持続可能なマラソン大会の実現に向けて、上海マラソン組織委員会と連携して使用されたペットボトルを回収し、リサイクル繊維「&+™」を生産する企画を開始しました。2024年大会で回収されたペットボトルから再生された「&+™」が、改めて上海国際マラソンで使用されるアイテムに生まれ変わる予定です。
これらの取り組みを通じて、地域社会との関係性を重視し、地域に根ざした社会貢献の一貫として長年にわたり協賛を続けています。
スタート地点の様子
上海の街を走るランナーたち
文化支援

東レグループは、文化・教育の振興を通じてより豊かな社会の実現を目指しており、その一環として文化支援活動にも積極的に取り組んでいます。海外の優れた楽団による日本公演への協賛や、福祉支援などを目的とした音楽活動の支援を通じて、質の高い音楽文化を紹介するとともに、地域との交流の機会を提供しています。
また、地域の文化活動にも積極的に協力しています。例えばドイツのマイン祭りでは、日本文化の紹介として「シルック™」きものを用いた日本舞踊や着物ショーを披露し、国際的な文化交流を促進しています。
こうした取り組みは、芸術を通じたコミュニケーションの促進や地域文化の保存・発展に貢献しており、地域とのつながりを深めるために重要な役割を果たしています。
ふれあいコンサートへの協力

東レ(株)は文化支援、教育支援、福祉支援を目的とした音楽活動、ふれあいコンサートに協賛しています。ふれあいコンサートは全国各地の小学校や福祉施設などに出向き、音楽指導やコンサートを開催し、参加型のプログラムも交えながら良質な音楽に触れ合う機会を提供しています。
2024年度は、ふれあいコンサートの恒例行事である障がいのある方向けの招待公演として開催され、ボランティアの方々が最寄り駅からの道案内や会場内誘導の運営サポートを行いました。当日は多くの方にご来場いただき、美しいハーモニーを楽しんでいただきました。
地域貢献
東レグループは、企業理念である「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」に基づき、事業を通じた社会貢献とともに、社会の一員として「良き企業市民としての社会貢献活動」によってさまざまな形で地域社会への支援を行っています。
自然災害に関する支援においては、被災地の復興が長期にわたることを踏まえ、一過性の対応ではなく継続的に支援を行うことの重要性を認識しています。こうした考えのもと、2024年1月に発生した令和6年能登半島地震に対する支援として、2024年度も義捐金の拠出や、緊急的な飲料水の確保を目的とした水道機工(株)による非常災害用造水装置「マクセス・セイフティー」の無償貸与などの支援活動を実施しました。
東日本大震災復興支援バレーボール教室
東レ(株)東北支店は、2013年からバレーボールを通じた復興支援に取り組んでいます。2024年6月には、宮城県富谷市立富谷第二中学校と東松島市立赤井小学校でバレーボール教室を開催しました。講師に元全日本代表で東レアローズバレーボール部に所属していた大山加奈さんと、同じく東レアローズバレーボール部OGで現在は東レエンジニアリング(株)所属の堀川真理さんを迎え、実技指導と大山さんによる講話を実施しました。
実技指導では、工夫を凝らしたゲームやソフトバレーボールを使ったトスやサーブなどを行い、児童たちの笑顔と歓声があふれる教室となりました。大山さんの講話では、パスやレシーブを「繋ぐ」こと、そのために相手や周囲を思いやる気持ちを大事にすること、そしてその気持ちをまた「繋ぐ」ことをテーマに行われ、児童たちにもしっかり伝わった様子でした。
児童からお礼の言葉を頂いた大山さん(右)と堀川さん(左)
大山さんの講演を真剣に聞く生徒たち
洪水被害に対する支援

2024年、タイでは例年の雨季にあたる時期に断続的な豪雨が続き、特に北部地域で甚大な洪水被害が発生しました。タイ東レグループは被災者支援の一環として、タイ赤十字社を通じて義捐金を拠出しました。この義捐金は、被災者に必要な物資を届けるために活用される予定です。
地域社会の発展に向けた支援
2012年に開始した南通市の地域発展のための寄付活動。13回目となる2024年度は地元の慈善協会に計10万元を寄付(東レグループ南通地区5社)
地域の福祉団体を支援する年に一度の地域奉仕活動「Day of Caring」に参加(Toray Composite Materials America, Inc.)
視覚障がい児と社員が共同制作したゲーム用のカードをソウルの社会福祉団体に寄贈(Toray Advanced Materials Korea Inc.)
使わなくなった机、椅子、ロッカーなどのオフィス家具を近隣の中学校に寄贈(Carbon Magic(Thailand)Co., Ltd.)
「CSRロードマップ 2025」におけるCSRガイドライン10「良き企業市民としての社会貢献活動」の主な取り組みはこちらをご覧ください。