2019年度CSR活動報告 - 企業統治と経営の透明性

CSRの推進とCSR教育の充実

ガバナンス

グループ全体でのCSR推進体制

CSR委員会(委員長 : CSR全般統括役員)は、5つの全社委員会と連携してCSR活動を推進しています。さらに、CSRガイドラインごとに全社委員会などを対応させ、組織全体でCSRを推進する体制を構築しています。また、各関係会社でCSRに関する委員会・会議を設置し、グループ全体でCSRの推進に取り組む体制を構築しています。

CSR委員会・推進組織との関係
CSR委員会・推進組織との関係

各職場におけるCSR活動の推進

東レグループのCSR活動は、現場での実践を重視した独自の全員参加型「CSRライン活動」を特徴としています。各職場がそれぞれの実情に応じて、職場におけるCSRの課題について話し込みを行うなど、継続的に取り組んでいます。

CSRに関する社内教育

CSR教育実施状況(社数・%)

■報告対象範囲
東レグループ
■目標値
2019年度 / 100%

実績値(2019年度)

100%

東レグループでは、さまざまな教育機会を通じてグループ全体でのCSRの浸透を進めています。2019年度にCSR教育を実施した会社は100%であり目標を達成しました。

2019年度には東レ(株)CSR推進室が社内各部署および国内外関係会社を訪問して意見交換会を実施し、各職場におけるCSRの取り組み実態の把握と浸透を進めました。意見交換会で把握した各職場のCSR活動における課題は、東レグループのCSR浸透策に反映しています。
社員が各職場でのCSR活動の必要性をより分かりやすく理解できるように、CSRの浸透を図るツールとして新たに「CSRニュースレター」の発行も開始しました。また、CSRの基本的な内容を盛り込んだeラーニングも作成して、東レグループに展開し、CSRの意識浸透を進めました。
さらに、国内関係会社の社員向けには東レ(株)CSR推進室がセミナーを実施して、CSRの取り組みの理解促進に努めました。

  • 東レ・メディカル(株)でのCSRセミナー東レ・メディカル(株)でのCSRセミナー

ステークホルダーとの対話

東レグループでは、経営基本方針において、お客様、社員、株主、社会それぞれのためになすべきことを明記しており、ステークホルダーを重視した経営を進めています。ステークホルダーの皆様とは、業務を通じて、また、各地での説明会や会議などで対話を深めています。2019年度は、株主総会、株主向け事業説明会、労使協議会などの場を通じて、株主、社員とのダイアログを定期的に開催しました。今後も、経営層の参画も得ながらさまざまな機会を通じてステークホルダーからの期待を把握し、東レグループの経営に活かしていきます。

関連情報

ステークホルダーとのダイアログ開催回数(回)

■報告対象範囲
東レグループ
■目標値
2019年度 / 年8回

実績値(2019年度)

8