温暖化による気温上昇を2℃以下に抑制するためには、2050年には二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量と吸収量が同等となる、いわゆる“カーボンニュートラル”を実現する必要があります。東レグループは、自社製品の製造段階での二酸化炭素排出量削減に加え、省エネルギーや再生可能エネルギー・新エネルギーに利用される関連材料や技術を通じて、軽量化による燃費改善などライフサイクル全体を通じた二酸化炭素排出の抑制(CO2削減貢献量)や、二酸化炭素を出さない風力発電など再生可能エネルギーや水素の利活用・自動車電動化など新エネルギー社会の構築に貢献していきます。
- HOME
- サステナビリティ
- Future -これからのこと-
- 2050年に向け東レグループが目指す4つの世界:Net zero emissions
2050年に向け東レグループが目指す4つの世界
Net zero emissions
Towards 2050地球規模での温室効果ガスの排出と吸収のバランスが達成された世界
ACTIONS気候変動対策を加速させる

製品のライフサイクル全体を通じたCO2排出の抑制
軽くて強い炭素繊維。航空機、自動車など用途をさらに拡大し、軽量化による燃費向上でCO2排出抑制に貢献します。

新エネルギー社会の構築
風力・太陽光などでクリーンなエネルギーを作り、高性能の電池で貯める。さらには水素に転換・貯蔵し、燃料電池で動かす。新エネルギー社会を東レの素材が支えます。

製造段階でのCO2削減
プロセス改善による省エネの推進、再生可能エネルギーの活用、石炭利用の削減などを通じて、製造段階でのCO2削減を積極的に推進します。
FEATURED ARTICLES特集記事

夢の素材 – 環境負荷の軽減にも効果を発揮する炭素繊維
A MATERIALS WORLD #04
“夢の素材”といわれる炭素繊維。航空機や風力タービン、自動車などに使用され、軽くて強いことが特長です。最新技術で進化し続けるこの素材の生産とリサイクルは、環境保全にも役立ちます。

素材の力でグリーン経済の発展を支える
A MATERIALS WORLD #05
有害な温室効果ガスの排出を抑えていくためには、経済を再生可能エネルギー主導に転換する必要があります。環境に優しいグリーン発電の効率を高める最先端の素材が、今さまざまな業界で活用されはじめています。