第29回贈呈式を開催

インドネシア東レ科学振興財団（ITSF）

 

挨拶をする東レの大矢副社長

3月6日、ITSFは第29回贈呈式を、インドネシア・ジャカルタのHotel Mulia Senayan, Jakartaで執り行いました。新型コロナウイルスの感染大流行に伴い、一昨年、昨年はオンライン形式で贈呈式を実施しましたが、今年は3年ぶりに対面で開催することができました。 　贈呈式は、来賓として東レの大矢副社長が出席し、インドネシアの国家研究イノベーション庁長官も務める、ITSFのHandoko会長の挨拶で始まりました。また、金杉駐インドネシア日本国大使とMakarim教育文化研究技術大臣からもお祝いのビデオメッセージを頂きました。

 

本年は、インドネシア大学のSulaksono教授が科学技術賞を、10人の中学校・高校の理科教師が理科教育賞を受賞し、18人の研究者に科学技術研究助成金が贈呈されました。 　なお、贈呈式に先立ち、2月25日に理科教育セミナーをオンライン形式で実施し、聴講を希望した100人の中学・高校の理科教師が参加しました。また、3月1日には同じくオンライン形式で毎年恒例の科学技術報告会が行われ、昨年の科学技術研究助成金受領者18人が研究成果を発表しました。

ITSFの理事会メンバーと受賞者たち