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東レ科学振興会「設立60周年記念式典ならびに令和4年度贈呈式」を開催

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2023.04.26

東レ科学振興会(TSF)


 
 3月15日、東レ科学振興会「設立60周年記念式典ならびに令和4年度贈呈式」が、85人の来賓、関係者を迎えて、日本工業倶楽部(東京都千代田区)において厳粛に執り行なわれました。

 記念式典では、東レ科学技術研究助成の受領者でノーベル賞を受賞された京都大学の本庶佑先生と山中伸弥先生よりご祝辞をいただきました。また、贈呈式では文部科学大臣ならびに日本学士院長からご祝辞をいただきました。

 東レ科学技術賞受賞の安藤敏夫博士(金沢大学特別功績教授)および森郁恵博士(名古屋大学大学院理学研究科センター長・教授)と、文部科学大臣賞をはじめとする東レ理科教育賞受賞の先生方には、賞状とメダルと副賞賞金が、科学技術研究助成の10人には総額1億3,000万円の助成金が贈呈されました。

 東レ科学振興会(TSF)の日覺会長(東レ社長)は記念式典の挨拶で、「当財団は1960年6月に設立されました。当時の田代茂樹東レ会長らは、日本の科学技術の実情に鑑み、その振興が何より必要であると痛感し、社是である『社会に奉仕する』を具現化するため、理工学関係の基礎研究に資金援助と顕彰を目的とする財団を設立するに至りました。進んだ技術によって便利で豊かな暮らしがつくられる一方、世界には解決すべき問題が山積しています。当財団は、引き続き日本の科学技術振興に貢献していきます」と述べました。

記念式典で祝辞を述べられる本庶佑先生(左、事前収録動画)
と山中伸弥先生(右、オンライン)



贈呈式で日覺TSF会長から賞状を受け取る安藤博士(左)と森博士(右)