「東海市ものづくり道場」に出張授業を出展しました！

　東海工場が拠点を置く愛知県東海市では、市内企業をはじめとした多くの企業・団体が参画し、産業王国の愛知を支えるものづくりを実際に体験・体感してもらうことで、創造性や感受性を育むとともに将来を担う人材育成を図ることを目的として、2017年から「ものづくり道場」を開催しています。
　8月10日、新型コロナウイルスの感染防止対策が講じられた上で「第5回東海市ものづくり道場」が開催され、「汚れた水をきれいにしてみよう！～水処理膜と地球環境問題とのかかわりを学ぼう！～」をテーマとした講座を出展しました。
　当工場から講師3人を派遣して午前1回、午後2回の計3回開催し、小学3～6年生の児童とその保護者約45人にご参加いただきました。人間の生活には水が不可欠であるにもかかわらず地球上では直接生活に使える水はとても少ないこと、世界では深刻な水不足が起こっていて安全な水を利用できない人がたくさんいること、水不足の解決に向けてできることなどを座学で学ぶとともに、中空糸膜による実験を通じて、学校の理科で学ぶ「ろ過」を使った東レの技術がきれいな水を生み出すことで実際の社会で水不足の解決に役立っていることを体験いただきました。
　東海工場は、今後も地域から愛される企業を目指し、地域社会と連携して積極的にさまざまな活動に参画していきます。