「東レ科学振興会贈呈式」を開催

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2022.05.20

東レ科学振興会



 3月31日、「令和3年度東レ科学振興会贈呈式」が、東レ本社に出席者25人を迎えて執り行われました。新型コロナウイルスの影響で一昨年、昨年は開催を見送りましたが、今回は参加者を大幅に限定することで開催することができました。
 東レ科学技術賞受賞の影山龍一郎博士(理化学研究所脳神経科学研究センター長)および岡部徹博士(東京大学生産技術研究所所長・教授)と、文部科学大臣賞をはじめとする東レ理科教育賞受賞の先生方には、賞状とメダルと副賞賞金が、科学技術研究助成の11人には総額1億3,000万円の助成金が贈呈されました。
 東レ科学振興会の日覺会長(東レ社長)は挨拶で、「一昨年来、新型コロナウイルスで世界は一変しました。また、世界共通の課題であるSDGsに加え、日本が直面している人口減少・少子高齢化への対応など、課題が山積しており、優れた科学技術の成果を生み出すための基礎研究の重要性はますます高まっています。東レ科学振興会はこれからも、研究の助成事業そして研究者や先生方の顕彰事業を通じ、日本の基礎科学ならびに理科教育の発展・振興に貢献してまいりたいと考えています」と述べました。
 式典の最後に、ノーベル賞受賞者で財団評議員の野依良治先生(東レ社外取締役)からお祝いの言葉を頂きました。

 

科学技術賞の賞状を読み上げる日覺会長

お祝いの言葉を述べる野依評議員

贈呈式風景