第27回および第28回の合同贈呈式をオンラインで開催

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2022.03.02

マレーシア東レ科学振興財団(MTSF)


 MTSFは、11月23日に、第27回(2020年)および第28回(2021年)の合同贈呈式を開催しました。2020年は新型コロナウイルス感染症の流行が長引いたことにより贈呈式を延期し、開催できなかったため、2021年の贈呈式と一緒に行うことにし、1993年のMTSF設立以来初となるオンライン形式で実施しました。
 MTSFのOmar会長と、Teh在マレーシア国東レ代表主催の贈呈式は、マレーシアのBaba科学技術イノベーション大臣と在マレーシア日本国大使館の荒木臨時代理大使を来賓にお迎えし、約160人が参加して行われました。贈呈式では、東レの日覺社長からのビデオメッセージによる祝辞も頂きました。
 Baba大臣は、事前に収録されたスピーチの中で東レグループの素晴らしいCSR活動への取り組みを称賛し、より多くの民間企業が、知識集約型・イノベーション主導型経済を維持するために研究成果と優秀な科学者をつなぐ強いパイプラインを構築するという、マレーシア政府の取り組みに参加するよう呼び掛けました。荒木臨時代理大使もまた、MTSFがマレーシアの科学発展に寄与し、日本とマレーシア両国の友好の絆を深める役割を担っていることを称賛しました。
 式典では、科学技術賞の4人、科学技術研究助成の26人、理科教育賞の29人の、計59人に賞や助成金が授与されました。
Teh代表による閉会の挨拶の後、画面上で集合写真を撮影し、盛況のうちに幕を閉じました。関係者にとって記憶に残る式典となりました。
 

東レの日覺社長はビデオメッセージで受賞者に祝辞を送りました

参加者に感謝の言葉を述べるTeh代表

贈呈式の開催を記念し、最後に参加者で記念写真を撮影しました