東レ株式会社 東海工場
12月21日、東海工場女性活躍推進チームの松田さん(東レファインケミカル(TFC社)東海品証課)が愛知県立一宮起工科高校で「企業における女性活躍推進および生物多様性保全の取り組み」に関する講演を行いました。
同校から、環境科学科とデザイン科1年生の生徒約60人に対して「働く女性の生活と仕事の調和について」をテーマとした講演の依頼を受けましたが、環境科学科として企業における生物多様性保全の取り組みについてもぜひ話を聞いてみたいとの要請を受けたことから、女性活躍推進と生物多様性保全の取り組みについて講演を行うこととなりました。
女性活躍推進の取り組みにおいては、当社が早い段階で性別・学歴によらない人事管理を実現してきたことをはじめ、仕事と家庭を両立して就業継続していけるような支援制度の拡充、女性の登用促進に取り組んできたことに触れ、また東海工場で「女性活躍推進チーム」が中心となって取り組んできたコミュニケーションや教育機会の拡充、仕事と介護の両立支援に関する啓発、就業環境改善などの活動事例を紹介しました。
生物多様性保全の取り組みにおいては、経済的な観点も踏まえた生態系の喪失によるリスクに触れるとともに、東海工場が学生、行政、専門家、企業など多くの関係者と協働して展開している地域を挙げた取り組み事例を紹介しました。
講演の結びとして、「生徒の皆さんは、一人ひとりが持続可能な社会の実現を担う貴重な人材であることを強く意識し、社会が抱えている課題に興味を持ち、課題解決に向けていろいろなことに挑戦してみてほしい」とのエールを送りました。
講演後のアンケートでは、「ジェンダー平等や生物多様性保全などSDGsの重要な目標や企業の具体的な取り組みを知る有意義な機会となった」「SDGsに取り組んでいる企業で働きたい」「東レのことを知り、興味を持った」などの感想が寄せられました。
今回の講演は当工場にとっても貴重な情報発信の機会になったことに加え、日々の活動を振り返るとともに、今後の活動について考える機会となりました。今後も地域社会との良好な関係構築を目指し、積極的にコミュニケーションの機会を設けていきます。
自己紹介をする松田さん |
講演会の様子 |
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