タイ国科学コミッティー国会議員およびイノベーション庁長官が来場

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2022.01.19

Cellulosic Biomass Technology社(CBT社)


 タイ国科学コミッティーの国会議員、サブコミッティーメンバー(官僚、大学講師、民間専門家)、国家イノベーション庁長官の総勢28人の方々が、12月3日に来社されました。タイ政府はBCG(バイオ・循環・グリーン)経済政策をポストコロナの国家戦略と位置付けており、そのモデルケースとしてCBT社が視察企業に選ばれました。
 冒頭、日覺社長からのビデオメッセージを投影し、視察団の方々からは大きな拍手が沸き起こり、視察をスタートしました。続いて、松村在タイ国東レ代表およびCBT社木村社長、松野事業所長から東レおよびCBT社の事業内容を説明し、工場見学を実施しました。見学では、東レのバイオテクノロジーとナノレベル膜技術の融合による世界唯一のプロセスであり、サトウキビの搾りかすからセルロース糖、オリゴ糖、ポリフェノールという「新しい価値」を生み出す革新的技術であることをお伝えし、大変強い関心を持っていただきました。質疑では、タイの強みである農業とのシナジー効果への期待、バイオマスを原料とした本技術普及などについて活発な議論が交わされました。
 今後も産官学とのさまざまな連携を図り、本格的な事業化を進めてまいります。

 

冒頭に日覺社長ビデオメッセージを投影

松野所長によるCBT社紹介

工場見学での南野部長による技術説明