「国際生物学オリンピック」日本代表生徒が銀・銅メダル獲得

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2021.09.29

東レ株式会社

 7月19~24日、「国際生物学オリンピック(略称:IBO)」の第32回大会がポルトガルのリスボンを実施本部としてオンラインで開催され、日本代表として4人の高校生が参加しました。当社はCSR活動の一環として、将来の生物学を担う人材を育成する観点から、公益財団法人日本科学技術振興財団を通じて生徒派遣を支援しています。
 IBOは、実験問題と理論問題が課される個人戦で、成績優秀者には金メダル(参加者のおよそ1割)、銀メダル(同2割)、銅メダル(同3割)が授与されます。今回、約1,566人の予選参加者の中から選び抜かれた日本代表の生徒4人は、3回の特別教育をリモートで受けて国際大会に挑みました。その結果、76カ国・地域から304人の高校生が参加する中、4人全員がメダルを獲得しました(銀メダル1人、銅メダル3人)。
 2022年の大会はアルメニアのエレバンで開催される予定です。それに参加する日本代表を決める第1次予選は7月18日にオンラインで開催され3,080人が参加しました。今後も、若い才能が生物学の奥深さにふれ、国際舞台で実力を存分に発揮することを期待したいと思います。

*1.「国際生物学オリンピック」(International Biology Olympiad:IBO):生物学に関心を持つ高校生を対象とした国際的なコンテスト。1990年以降毎年7月に開催されている。日本は、2005年に開催された「第16回IBO中国/北京大会」で初参加を果たし、それ以降毎年参加している。