会社敷地内での新型コロナワクチン接種および献血活動を実施

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2021.07.16

Toray Composite Materials America社(CMA社)

 アラバマ州Decaturに所在するCMA社Decatur工場とToray Fluorofibers (America)社(TFA社)は、地域病院と提携し、従業員が新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種できるよう、工場敷地内にワクチン接種会場を設置しました。
 CMA社とTFA社の従業員は、「1B(製造業に従事するエッセンシャルワーカー)」に分類され、アラバマ州のワクチン接種割り当て計画の中では2番目に接種優先度が高いカテゴリーであるものの、ワクチンの需要が高いため、各自で接種の予約をすることは困難でした。そこで、両社では接種を希望する従業員とその配偶者のために工場敷地内に接種会場を設置することにし、ファイザー社製のワクチン接種を手配。3月22日と24日に1回目、 4月19日と22日に2回目の接種を実施し、90人以上が接種しました。
 また、ワシントン州TacomaにあるCMA社の本社およびTacoma工場でも、従業員とその家族用に同様の会場が設置され、5月11日に1回目、6月8日に2回目の接種が行われました。
 なお、CMA社のDecatur工場では、ワクチン接種と並行して4月6~7日には献血活動を実施しました。これまでDecatur工場ではたびたび献血活動に行ってきましたが、新型コロナウイルスの流行により1年以上行うことができず、久しぶりの実施となりました。今回も血液バンクのNPO法人、LifeSouth Community Blood Centersと提携して、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が定めた手順に従って実施し、30人以上の従業員が献血に協力するとともに新型コロナウイルス抗体保有検査を受けました。1人の献血が3人の命を救うといわれており、今回、CMA社は90人以上の地元の患者の命を救うことに貢献することができました。