1.受賞内容と受賞理由
東レは、uprが開発したアクティブRFIDタグを搭載したスマートパレット®を利用して、東レ製品の一貫パレット輸送を実現しました。これにより、トラック運転者の手荷役を大幅に解消し、労働環境の改善と物流の生産性を向上させました。同時に、パレットの追跡が可能となったことで、効率的なパレット回収網を確立することができ、CO
2排出量の削減(年間換算197t-CO
2)も実現しました。環境負荷や運送会社の負荷低減に貢献したことが評価され、この度サステナブル活動賞の受賞に至りました。
2.本取り組みの効果
・CO2排出量: |
83%削減 (▲197t-CO2/年) |
・製品積み下ろし時間: |
75%短縮 (▲23,788時間/年) |
・事務作業効率化: |
作業時間 100%削減 (▲1,584時間/年) |
・トラック待機時間: |
38%削減 (▲5,947時間/年) |
・物流事故(破袋): |
35%削減 (▲148件/年) |
3.東レの物流方針
東レは、今後も関係先との連携をさらに深め、流通過程における環境負荷低減に十分に配慮した「グリーン物流」を推進し、物流におけるCO
2排出量の削減に取り組んでいきます。また、深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化、女性や60代以上の運転者等も働きやすい労働環境の実現を目指して、「ホワイト物流」を推進してまいります。