第27回ITSF贈呈式を2月17日に執り行いました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、例年ジャカルタ市内のホテルの会場で開催している贈呈式をウェブ会議にて開催し、200人以上が参加しました。
贈呈式ではITSF会長のHandoko博士が開会の挨拶をし、続いて来賓の、金杉駐インドネシア日本国大使、Bambangインドネシア研究技術大臣、Nadiem教育文化大臣、東レの日覺社長からご挨拶をいただきました。来賓からの挨拶では、ITSFを通した東レのインドネシアの科学技術の発展への貢献に対して感謝の言葉などを頂きました。
本年の贈呈式では、Bandung工科大学の Permana教授に科学技術賞、１８人の研究者に科学技術助成金、７人の中学校・高校の教師が科学教育賞をそれぞれ授与しました。
贈呈式の前日の2月16日には、同じくウェブ会議にて昨年の科学技術助成金受領者の報告会を行いました。報告会は物理・工学、化学・バイオテクノロジー、生物・環境の３分野に分け、各助成金の受賞者が研究結果を報告し、選考員、審査員及び参加者と深く議論しました。また、2月6日には科学教育セミナーを開催し、今年の7人の科学教育賞の受賞者が各自開発した教材の発表を行いました。
