工場近隣の石川県能美市立浜小学校から「働くって～職業を知り自分の将来を見つめよう～」と題した総合学習の実施にあたり石川工場訪問の依頼を受け、１０月９日、小学校５年生１１６人と教師６人の工場見学を受け入れました。
総合学習の一環ということで、ポリエステル繊維の生産工程見学に加え、５年生の理科の単元である『ろ過』についても知識を深めてもらおうと、東レの中空糸を使用した理科実験教室も併せて実施しました。
最初に会社概要や工場見学をするにあたっての注意点を十分に共有し、安全に配慮しながらの見学となりました。小学生たちは、自分たちの生活で身近な「糸」がどのように作られているのかを興味津々に見て回り、「モノづくりの現場環境」を肌で感じていました。
理科実験教室では、授業を通して東レの素材が環境問題の解決に貢献していることを学ぶと共に、「学校で学ぶ理科が社会とつながっている」ことを理解してもらうことができました。後日、浜小学校の生徒が学んだことや所感をつづった寄せ書きを頂きました。
石川工場では、毎年近隣小学校の工場見学の受け入れを行ってまいりましたが、今後は今回のような理科実験の内容をより充実させた「出張理科授業」により一層力を入れ、継続して実施していく中でＣＳＲ活動を推進してまいります。
