7月24日、大津市科学館(滋賀県大津市)で小学5~6年生を対象に、地球環境研究所の高橋所員が「水のろ過と地球環境を考える」をテーマに出張授業を行いました。
本授業は「ろ過」の実験を通じて、理科学習と科学技術との関連に気付いてもらうことを狙っています。生徒の皆さんは、中空糸膜を通った色水が透明になる様子を興味深く観察しながら、何が起こっているかを一生懸命考えていました。授業後のアンケートには「ろ過が水不足に役立っていることを知りびっくりした」「理科がもっと好きになった」などの声が寄せられていました。
高橋所員は、「生徒たちは積極的に考えを発表し、意欲的に学んでいました。理科と社会のつながりを知るきっかけに貢献できたことをうれしく思います」と感想を述べていました。