「救急講習会」を開催しました

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2019.08.27

東レ株式会社 瀬田工場

 7月24日、日本赤十字社から救急法指導員である森俊一氏をお招きし「救急講習会」を開催しました。瀬田工場では2016年から毎年AEDの使用方法を含めた救急講習会を開催しています。当日は関係会社を合わせて20人の従業員が参加し、初めて講習を受ける方も多くいました。
 長年救急救命士として活躍してきた森指導員の豊富な経験に基づいた救急現場の様子の説明に皆真剣に聞き入り、心肺蘇生法の実技では人体模型を使用して4班に分かれて、森指導員からのアドバイスを受け、お互いに教えあいながら皆熱心に取り組みました。胸骨圧迫30回→人工呼吸2回を繰り返し行った後には、「かなり疲れる。しんどい」という声が上がりました。また、AEDの使用法も実践形式で学びました。
 講習会終了後も参加者から「実際の人と模型で行うのとでは感覚が異なるのか」「女性の場合気を使うがどういう工夫ができるか」「小児の心肺蘇生法ではどのような点に注意すべきか」など実践的な質問が飛び交い、より理解が深まりました。
 一時救命処置(BLS)のガイドラインは5年ごとに国際的に改訂され、現在は2015年版が最新となっています。万が一の場合に一刻も早く救命措置が取れるよう、瀬田工場では今後も救急講習の取り組みを継続してまいります。

救急講習会の様子

救急講習会の様子