Tacoma本社、Spartanburg工場が地元のサイエンスフェアに参加

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2019.07.03

Toray Composite Materials America社(CMA社)

 CMA社のTacoma本社とSpartanburg工場は3月に、CSR活動の一環として、それぞれの地域で開催された科学関連イベントに参加しました。
 Tacoma本社は、3月7日に、幼稚園児~8年生が通学するElk Plain School of Choiceで開催されたSTEM(科学・技術・工学・数学)教育に関するイベント「STEM Engineering Showcase」に参加しました。同校の1~6年生には本イベントへの参加が推奨されており、会場となった体育館には生徒たちのさまざまなプロジェクトの成果が展示されました。
 当社は理科の同校で出張授業を行っているご縁もあり、本イベントに毎年招待されています。当社ブースでは、Tacoma本社の総務課メンバーが100人以上の生徒とその保護者に対して東レグループについて説明したり、中空糸膜を使ってオレンジジュースをろ過して透明な甘い水を作る実験や、ろ過模型を使って膜の穴の大きさやろ過する物質の粒子サイズを説明してろ過のメカニズムを説明したり、炭素繊維プリプレグと鉄板を使って重さを比較する実験を行い、参加者の関心を引きつけました。
 またSpartanburg工場では、3月5日にサウスカロライナ州Spartanburgにあるサウスカロライナ大学Upstateキャンパスで開催された「Piedmont Region III科学フェア」に社員が審査員として参加しました。
 「Piedmont Region III科学フェア」は、サウスカロライナ州のChester、Cherokee、Lancaster、Spartanburg、Union、York各郡の1~12年生の生徒を対象としており、本イベントで優勝したプロジェクトは、「インテル国際学生科学技術フェア」という、世界各国の高校生が科学の自由研究を発表し合う、高校生向けの世界最大の科学研究コンテストに進むという、とても権威のあるイベントで、毎年約800のプロジェクトが参加しています。
 「STEM Engineering Showcase」と「Piedmont Region III科学フェア」の両イベントへの参加は、CMA社の社員にとって地域の学校に通う子供たちと交流できる素晴らしい機会となり、科学技術を通して学生の知識向上に協力できたことを嬉しく思います。

【Tacoma本社】「STEM Engineering Showcase」の様子

「STEM Engineering Showcase」の会場には、 生徒たちの成果発表の展示ボード、模型、学術誌などがずらりと並びました

「STEM Engineering Showcase」の会場には、 生徒たちの成果発表の展示ボード、模型、学術誌などがずらりと並びました

容器いっぱいの粒子をろ過模型に注ごうと奮闘する2年生

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ろ過モデルに大興奮!

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中空糸膜のついた大きな注射器を使ってオレンジジュースを吸い上げ、ろ過して砂糖水を取り出そうと奮闘する5年生

中空糸膜のついた大きな注射器を使ってオレンジジュースを吸い上げ、ろ過して砂糖水を取り出そうと奮闘する5年生

プリプレグの特性とそれが地球温暖化にどのように役立つかに興味津々の様子の4年生

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【Spartanburg工場】「Piedmont Region III科学フェア」の様子

審査時間中に応募プロジェクトについて話し合うSpartanburg工場の社員

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審査基準について再確認するSpartanburg工場の社員たち

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