１０月１３日、ＮＰＯ法人荒川クリーンエイド・フォーラムと連携し、東京の荒川河川敷で東レグループ社員ボランティアによる「第５回荒川クリーンエイド(調べるごみ拾い)」を実施しました。東レ、東レインターナショナル、東レ・デュポン、曽田香料、水道機工、水機テクノス、東洋ビジネスサポートから参加があり、社員家族も含む総勢２４人で活動しました。
例年どおり活動の前に、同ＮＰＯの今村事務局長による環境講話の時間を設けました。今年は「社会課題『川ごみ/海洋ごみ』拾って変える未来」をテーマに、川ごみの現状や地球環境・生態系への影響など、活動の意義を確認しました。クイズを取り入れるなど工夫が凝らされており、大人も子供も楽しく学ぶことができました。
講話の後は、千住新橋上流左岸(東京都足立区)に移り、４人一組のチームに分かれて「調べるごみ拾い」を行いました。これは、ただ拾うだけではなく「川ごみ調査カード」に記入しながら細かくごみを分別していくものです。「調べるごみ拾い」は、毎年同じ場所で活動していますが、今回はごみの量が一層増えており、ペットボトルごみは過去最高の多さ(５２７個)でした。
ごみ拾いの後には「荒川の生物多様性に触れよう」をテーマに自然観察教室を行い、荒川に生息するベンケイガニやセイゴ(魚)などを手に取って、生物多様性保全の大切さについても学びました。
活動後には振り返りの時間を設け、感想を共有しました。参加者からは「ただ黙々とごみ拾いをするのではなく、活動の意味を理解し、さらには調査しながら活動ができる」「自然観察教室もあって子供も大人も楽しめる構成になっているため、家族連れで参加しやすい」「他の社員にも、この川ごみの現状を広く知っていただければ」などの感想が聞かれました。
