慶應義塾大学医学部一般・消化器外科学教室(主任教授:北川雄光氏)と共同で開発し、第118回日本外科学会定期学術集会(2018年4月)にて、同教室の山高謙氏がその成果を報告しました。
本製品の発売は、泉工医科工業株式会社(本社:東京都文京区、社長:青木正人)が行います。
「Toraysee®forES」は、サイズ5cm×5cm、ポリエステル100%でX線造影糸のリングが付いています。内視鏡手術での使用のため、※EOG滅菌を施しております。吸水性に優れた厚地のニット生地で縁はヒートカットされており、繊維くずが出ません。直径が約2ミクロン(断面積比:髪の毛の1600分の1)という超極細繊維がレンズの拭き取り面に密着して汚れをとらえ、繊維の隙間「ミクロポケット」に次々に汚れを取り込み優れたワイピング性能を発揮します。
必要に応じて「乾式」でも、注射用水を数滴含有させた「湿式」でもご使用頂けます。
※EOG滅菌:エチレンオキサイトガス(EOG)による滅菌のこと。変色・変質・変形などが発生せず、全ての微生物(一般細菌、真菌類等)に対して効果があります。