先進的な「研究者の卵」を滋賀と瀬田で受け入れ

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2018.10.09

東レ株式会社

 8月6日に滋賀事業場と瀬田工場において、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾(*1)」の実施機関の一つである、認定NPO法人びわ湖トラストに協力し、23人の小中学生を受け入れました。
 参加した児童生徒の皆さんは、滋賀事業場の展示施設「東レ記念館」および「イノベーションプラザ」で当社の先端材料・技術に関する説明を聞いた後、東レリサーチセンターで「分析・計測」に関する講義の聴講と見学をし、東レグループ若手研究者との質疑応答を行いました。瀬田工場では、テキスタイル・機能資材開発センターでの講義後、今年6月に竣工したばかりのテキスタイル・縫製品の開発拠点「テクノラマGⅢ」で、人工気象室に入って高温や低温を体感したり、若手研究者による繊維のミニ実験に参加しました。「いろいろなことを学べて良かった」「電子顕微鏡の使い方に興味を持った」「研究者の皆さんのお話に興味を持った」など前向きな感想がありました。
 自然環境問題の解決に貢献できる、将来の先進的な研究者を育てるこの取り組みの一助となることを願いつつ、盛りだくさんの一日を過ごした子供たちを見送りました。



*1.ジュニアドクター育成塾:将来の科学技術イノベーションを牽引する傑出した人材の育成に向けて、高い意欲や突出した能力を有する小中学生を発掘し、理数・情報分野の学習等を通じて児童生徒の能力を伸長する体系的育成プランの開発・実施を行うJSTの事業。