東レグループは、2018年9月27日(木)~29日(土)の3日間に国家会展中心(上海)で開催される世界最大規模のアパレル向けテキスタイル見本市「Intertextile Shanghai Apparel Fabrics」(インターテキスタイル上海 アパレルファブリックス)に出展します。
今回は、東麗酒伊織染(南通)有限公司(以下「TSD」)、東麗合成繊維(南通)有限公司(以下「TFNL」)および東麗繊維研究所(中国)有限公司(以下「TFRC」)が、初めて3社共同でブースを設けます。加えて、東レ株式会社(以下「東レ」)および東麗国際貿易(中国)有限公司(以下「TICH」)が、共同で展示を行います。
出展場所は、「TSD・TFNL・TFRC」ブースが1H-C08、「東レ・TICH」ブースが4.1H-E30です。
「TSD・TFNL・TFRC」ブースでは、TSDのファッション性向上に寄与する高機能テキスタイルと、原糸・テキスタイルの研究開発を担当するTFRC、原糸生産を担当するTFNL、テキスタイル生産と縫製を担当するTSDの連携により開発を進めている高付加価値素材を提案します。さらに、3社で原糸・テキスタイル、縫製品の開発から生産までを行う独自の供給体制により、高度な開発や短期間での商品化が可能となる総合力を初めてご紹介します。
また、東レおよびTICHは、共同で「The EARTH」をテーマとして、環境配慮型素材を展示します。リサイクルポリエステルや部分バイオポリエステルを使用した素材や、使い捨てではなく長期間使用可能な耐久性の高い衣類向け素材、暑い環境下での快適性を高めた素材など、環境負荷低減に貢献できる素材を提案します。
東レグループは、2017年4月からスタートさせた中期経営課題"プロジェクト AP-G 2019"の基本戦略の一つとして、成長国・地域での収益機会を取りこむことによるグローバルな事業拡大を目指す「AE(Asia,America,Europe and Emerging Regions)プロジェクト」を推進しています。特に、中国や新興国では所得水準上昇に伴う社会生活の高度化や環境規制の強化を背景に、更なる事業拡大に取り組んでいます。
今回の展示会への出展は、中国市場へ東レグループの高付加価値素材、高度なサプライチェーンを紹介する最適な機会と考えています。
今回の出展概要は下記の通りです。