「国際生物学オリンピック」日本代表生徒が銀・銅メダル獲得

facebookでシェアする twitterでシェアする Linkedinでシェアする

2018.09.20

東レ株式会社

 7月15~22日、イランのテヘランで「国際生物学オリンピック(*1)」の第29回大会が開催され、日本代表として4人の高校生が参加しました。当社は公益財団法人日本科学技術振興財団を通じて生徒派遣を支援しています。
 3,800人を超える中から選び抜かれた4人は、3回の特別教育、おのおのの地元の大学での個別教育を受け、特に実験の経験を積んで国際大会に挑みました。実験問題と理論問題が課される個人戦で、成績優秀者には金メダル(参加者のおよそ1割)、銀メダル(同2割)、銅メダル(同3割)が授与されます。71カ国・地域から269人の高校生が参加する中、日本代表の生徒は全員がメダルを獲得しました(銀メダル2、銅メダル2)。
 すでに来年のハンガリーでの国際大会のための予選が始まっています。また、2020年の国際大会は日本で開催することが決まっており準備が進められています。今後も、若い才能が生物学の奥深さにふれ、国際舞台で実力を存分に発揮することを期待したいと思います。

*1.「国際生物学オリンピック」(International Biology Olympiad : IBO):
生物学に関心を持つ高校生を対象とした国際的なコンテスト。1990年以降毎年7月に開催されている。日本は、2005年に開催された「第16回IBO中国/北京大会」で初参加を果たし、それ以降毎年参加している。