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「東レグループ サステナビリティ・ビジョン」の策定について ~わたしたちは、革新技術・先端材料の提供により、世界的課題の解決に貢献します~

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2018.07.31

東レ株式会社

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、「2050年に向け東レグループが目指す世界」、その実現に向けた「東レグループの取り組み」、及び「2030年度に向けた数値目標(KPI)」を盛り込んだ、「東レグループ サステナビリティ・ビジョン」を策定いたしました。

 2050年には約100億人に達すると予想される人口増加や高齢化の進展、その中で厳しさを増していく気候変動、水不足、資源の枯渇など、様々な地球規模の課題が相互に関連しながら深刻化しており、「サステナビリティ(持続可能性)」は21世紀の世界における最重要の共通課題となっています。こうした中、パリ協定や国連SDGs(持続可能な開発目標)、ESG投資など、国際社会において、世界的課題の解決に向けた企業の貢献が期待されています。

 東レグループは、1926年の創業以来、一貫して「社会への奉仕」を存立の基礎とし、素材には社会を変える力があると確信し、今日まで歩んできました。東レグループの使命は、世界が直面する「発展」と「サステナビリティ(持続可能性)」の両立をめぐる様々な難題に対し、革新技術・先端材料の提供によって、本質的なソリューションを提供していくことにあると考えています。

 今回策定した「東レグループ サステナビリティ・ビジョン」は、これら東レグループの事業推進による社会への貢献と、それに伴う環境負荷の低減の両面について、当社の考え方と中長期の取り組みを示すものです。

 自らの成長によって、世界の持続可能性に負の影響を与えない努力を尽くすとともに、「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」との企業理念の下、全世界のパートナーとともに、パリ協定や国連SDGs(持続可能な開発目標)をはじめとする世界的目標の追求のために、全力を尽くしてまいります。

 「東レグループ サステナビリティ・ビジョン」の主な内容は以下の通りです。

<主な内容>
1. 「2050年に向け東レグループが目指す世界」及び「東レグループの取り組み」
東レグループが目指す4つの世界と、その実現に向けた取り組みを提示
2. 「2030年度に向けた数値目標」 (基準年度は2013年度)
(1) グリーンイノベーション製品の供給を4倍に拡大、これによりバリューチェーンへのCO2削減貢献量を8倍に拡大
(2) ライフイノベーション製品の供給を6倍に拡大
(3) 水処理膜により新たに創出される年間水処理量を3倍に拡大
(4) 生産活動によるGHG排出量の売上高原単位を、再生可能エネルギーの導入等により、東レグループ全体で30%削減
日本国内について、パリ協定を踏まえた日本政府目標の産業部門割当(絶対量マイナス7%)を超える削減に取り組む。
(5) 生産活動による用水使用量の売上高原単位を、東レグループ全体で30%削減
東レグループ サステナビリティ・ビジョン

https://www.toray.co.jp/sustainability/vision

以上