Tacoma本社・工場の地元中学校で理科実験授業を実施

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2018.07.05

Toray Composite Materials America社(CMA社)

 6月4~5日、ワシントン州にあるCMA社Tacoma本社・工場に勤務する社員が、地元の中学校、Elk Plain School of Choiceに赴き、7年生と8年生を対象に理科実験の出張授業を行いました。
 社員は2日間にわたり、5クラス、延べ110人の生徒を対象に授業を行いました。各クラスでは、最初にCMA社の簡単な紹介を行い、続いて理科実験を行いました。会社紹介の中では、それまでに生徒たちが学んできた「水不足とその解決策」といった環境問題をテーマとして取り上げ、水不足に対する一つの解決策として、東レの水処理膜(特にUF膜)についてや、それを使った飲料水用の水処理施設などの説明を行いました。講師となった当社社員は実際にUF膜を使い、少人数のグループに分かれた生徒たちの目の前でオレンジジュースをろ過して砂糖水を作りました。
 その後、授業では地球温暖化について取り上げ、炭素繊維やプリプレグの製造工程や、それを使用した製品の環境面でのメリット(CO2排出量の削減など)について説明しました。授業終了時には、生徒たちは実際に炭素繊維製品を手に取りながら将来の仕事について考えました。
 地域社会で科学やイノベーションの話をする機会が持てたことはCMA社にとって大変誇りであり、当社は今後も多くの学校で出張授業を実施していく所存です。