CSR意識向上の取り組み -知らなかったでは済まされない-

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2018.04.25

東レ・デュポン株式会社

 東レ・デュポンでは、社員一人一人のCSR意識の向上のため、社員教育を継続的に実施しています。2017年度下期は、10月に「下請法研修会」を東海事業場と東京本社で開催したのを皮切りに、12月には「安全保障貿易管理研修会」を、2月、3月には「人権セミナー」を開催しました。
 「下請法研修会」では、昨年2月に基礎的な法令知識を学んだことを受け、今回は具体的な事例に則しながら考え方と必要な実務を学びました。
 「安全保障貿易管理研修会」では、日頃の審査・監査で理解が不十分と思われる点などを、法令遵守・リスクマネンジメントを目的とした規定やマニュアルの重要ポイントを、事例に則して学びました。安全保障貿易管理の手続きをすべて記憶するのは大変なので、「何らかの形で海外と関わる時には、対応が必要となるのでは?」と疑問を持ち、分からないことは「事務局に確認してみよう」と意識できるようになることを目指しています。
 「人権セミナー」は、2月26日に東京本社で、3月22日に東海事業場でそれぞれ開催しました。東レの高田人権推進課長に講師をお願いして、ハラスメントの防止やLGBTなど最近の人権問題の動向について学びました。どの研修会もテレビ会議システムを活用して当社の各事業場結んで開催し、受講できる機会を増やしています。できるだけ多くの人が参加できるようにして、「知らなかった」と言うことがないように努めています。
 「正しいことを正しくやる 強い心」がコンプライアンスの基本です。「正しいこと」をしっかりと学び「正しくやる」よう、今後も社員のCSR意識の向上を図っていきます。