10月20日と23日の2日間にわたって、山形県鶴岡市にある国立鶴岡工業高等専門学校の1年生160人、3年生160人の特別授業(総合科学の授業の一環)に協力しました。
講師は東レリサーチセンターの杉山主席と鶴岡高専のOBでもある上野研究員が務め、1時間は学校の先生にもお手伝いいただき、ろ過実験を含めた環境教育プログラムを、残り1時間は講師の仕事に関するキャリア教育を実施しました。
冒頭の講師からの「東レという会社を知っていますか?」の質問に対し、手を挙げた生徒が320人中15人程度、しかも皆さんバレーボールで知っているという暗たんたるスタートでしたが、ろ過実験はかなり興味を持って主体的に取り組んでもらうことができ、驚きの声や表情が多くみられました。また、今回は特別に同校卒業生の上野研究員から、会社での1日や生徒の皆さんへの期待などが述べられ、より具体的に将来について感じてもらうことができたのではないかと思います。
最後に先生からは「今回の実験で体験した驚きや感動といった刺激が、未来のエンジニアを育てるうえで重要なことだと感じており、非常に満足度の高い講義だった」とのご意見を頂きました。