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「僕も世界の問題を解決できる研究がしたい」 洛南高等学校附属中学校で出張授業

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2018.02.07

東レ株式会社

 12月15日に、京都市南区にある私立、洛南高等学校附属中学校の1年生120人を対象に、地球環境研究所の田中所員が環境教育プログラム「先端材料と地球環境問題とのかかわり」の授業を行いました。複数企業による同時進行型の出張授業として実施されたもので、読売新聞社、野村ホールディングス(株)、関西電力(株)、日本航空(株)、積水ハウス(株)、当社の6社が授業を行い、生徒は自分が選択した4社の授業を受講しました。
 理科実験室で40人を対象に3回連続で授業を行った田中所員は、水処理膜を用いたろ過実験や炭素繊維を例とした講義を通して、先端材料と環境問題の関わりを説明し、自分自身が新しい水処理膜の研究開発に携わっていること、また中学時代の理科に対する印象などを分かりやすく伝えていました。
 生徒たちの感想には「世界では、日本にいれば分かりにくいが、水不足が続いている。そしてそれを解決できるような技術が東レにはある。僕も、世界の問題を解決できる研究をしたいので、技術と理科を特にこれから頑張りたい」などと書かれていました。
 講師を務めた田中所員は「理科の授業内容が、実際に環境問題に深く関わる先端材料開発の基礎となっていることや、そのような製品が社会にどう貢献しているかを知ってもらえる機会となればうれしいです。また、私自身、社外の方にうまく伝えるには、普段からいかに自社製品の特徴や課題を深く考えているかが重要であるかということを再認識しました」と話していました。