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株式会社YUIMA NAKAZATO(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中里唯馬、以下「YUIMA NAKAZATO」)と東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、来る2018年2月21日(水)~25日(日)の5日間、東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデンにあるデザインの展示施設「21_21 DESIGN SIGHT」ギャラリー3にて、「YUIMA NAKAZATO Exhibition - HARMONIZE -」を開催いたします。
本エキシビションでは、本年1月22日にパリ・オートクチュール・ファッションウィークで発表されたYUIMA NAKAZATOの最新コレクションと、YUIMA NAKAZATOが独自に開発した革新的な衣服の生産システム、東レの環境配慮型人工皮革「Ultrasuede®PX」(ウルトラスエードPX)を使用した新プロダクトをご紹介します。 |
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YUIMA NAKAZATO SPRING/SUMMER 2018 コレクション (写真:SHOJI FUJII)
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「やがて衣服は一点物しか存在しなくなるでしょう」 ―― これは、YUIMA NAKAZATOが想像する人類の未来の姿です。そして目指したのは、着る人それぞれに調和し他者へ受け継ぐことができる、まったく新しい衣服を創り出すことでした。
YUIMA NAKAZATOは、このビジョンのもと従来の衣服の製法を見つめ直し、縫製なしで衣服を作り上げる画期的な製法を開発しました。「ユニット」と呼ばれるパーツを組み合わせて衣服を作り上げるこの製法では、デザイン・サイズ・素材を自由に組み替えることができ、着る人全てに調和する衣服が提供可能になりました。衣服の「マス・カスタマイゼーション」を実現するための、全く新しい生産システムです。 |
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生産システム(写真:DAIJIRO MIZUNO)
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「Ultrasuede®」は、マイクロファイバーを発明した東レが先端の繊維技術を駆使して開発した、高感度・高機能のスエード調人工皮革です。断ち切り裁断が可能で、均質性や安定性を備えており、工業的生産性にも優れた「Ultrasuede®」は、YUIMA NAKAZATOが開発した生産システムと親和性の高い素材と言えます。
また、持続可能な地球環境の実現を目指し、植物由来の粗原料を部分的に使用した「Ultrasuede®PX」は、未来を見据えたYUIMA NAKAZATOのビジョンに則しています。
YUIMA NAKAZATOは、その革新性と日本人としてのクラフトマンシップの可能性に期待され、パリ・オートクチュール組合より公式ゲストデザイナーとして招待を受けました。パリ・オートクチュール・ファッションウィーク公式スケジュールで発表を行う史上2人目の日本人となり、2016年7月より継続的に最新コレクションを発表しています。今月開催された2018年春夏コレクションは4度目の参加となりました。
これまで、オートクチュールは限られたごく一部の人に向けられたものでした。しかしこの度、YUIMA NAKAZATOが提案する革新的な生産システムにより、誰もが体験できる新しいオートクチュールが実現します。着る人のためだけに仕立てられた究極の一点物の服を、世界中の人に届けたいと考えるYUIMA NAKAZATOが想い描く未来の装いを、本エキシビションにてご体感ください。
「YUIMA NAKAZATO Exhibition - HARMONIZE -」の概要は以下の通りです。 |