• HOME
  • ニュースルーム
  • 日本政策投資銀行(DBJ)の環境格付審査における 2年連続の最高ランク取得について

日本政策投資銀行(DBJ)の環境格付審査における 2年連続の最高ランク取得について

facebookでシェアする twitterでシェアする Linkedinでシェアする

2017.11.07

東レ株式会社

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、この度、株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」)の「DBJ環境格付」の評価において、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を2年連続で取得し、あわせて格付評価が傑出して高いモデル企業のみが該当する特別表彰を受賞しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するというものです。
 当社は「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」という企業理念の下、「Innovation by Chemistry」をコーポレート・スローガンとして、社会におけるさまざまな課題の解決に貢献するためのCSR経営を実践しています。今回の格付では、以下の点が特に高く評価されました。

1. 2011年から開始した長期経営ビジョン「AP-Growth TORAY 2020」をもとに持続的な収益拡大を目指す中で、中期経営計画の見直しにあわせて策定された新CSRロードマップにおいてマテリアリティ(*)を再特定し、新たに水処理貢献量等の当社ならではの重要達成指標(KPI)を設定する等、経営戦略とCSR戦略の融合を進化させている点
2. ライフサイクルアセスメント評価等の独自基準を経て定められた「グリーンイノベーション製品」の拡販を目指し、同製品群の売上高及びCO2削減貢献量の拡大を定量的な目標として打ち出すと共に、同分野への研究開発費の重点的な資源配分まで含めて当該事業の成長戦略を分かりやすく開示している点
3. 海外も含めたグループ企業への活動強化を目標に掲げ、マテリアリティ等の共有に加え、CSR調達要請を実施したグループ会社数をKPIに設定する等、グループベースでサプライチェーン管理を含むCSR施策を浸透させようとしている点
 
(*)マテリアリティ CSRの取り組みにおける「重要課題」のこと。企業とステークホルダーの双方にとって、特に重要度の高いCSR課題を特定し、取り組みを推進する概念も包含する。

 今回の格付と受賞を機に、東レグループがすべてのステークホルダーにとって高い存在価値を持つ企業集団として、社会的課題の解決に貢献し、社会とともに持続的に成長することを目指して参ります。 

 

以上