6月30日、東京都府中市立府中第五中学校の2年生2クラスを対象に「働くとはどういうことか」、特に海外勤務経験を元に講義をしてほしいとの要請を受け、CSR推進室の川勝室長が講師を務めました。
この授業は、学校と企業・団体との架け橋となり次世代の社会力育成を支援している「認定NPO法人おやじ日本」のコーディネートにより実現したもので、同NPOの「未来教室」の一つとして行われました。当社以外に読売新聞東京本社、日本アイ・ビー・エム(株)などが別のクラスを担当しました。
川勝室長は、自らの学生時代から東レに入るまで、入社後のキャリア、特に海外赴任経験を踏まえ、中学生に伝わるようにさまざまなメッセージを盛り込み、講義を進めました。
「増刷したパスポートを真っ黒にしたい」という子供の頃の夢が、今の仕事につながったという話から、生徒の感想文には「真っ黒のパスポートのことが印象に残りました。自分も小さなことでもいいから夢を見つけたいです」「意見を言うこと、挨拶が大事なことだと分かりました。今後に生かしていきたいです」「『1万時間やれば、誰でもいつからでもプロレベルになれる』という言葉を聞いて、自分も夢がかなえられる、頑張ろう」など、思い思いに感じたことがびっしり書かれていました。
川勝室長は、「私はなぜ、どういう経緯で今の仕事を選択し、子供の頃から何がしたかったのかを振り返るよい棚卸しの機会になりました」と感想を述べていました。