6月10日(土)、奈良県にある私立の中高一貫校である西大和学園高校からの要請に応じ、高校1年生59人を対象に、辺見理事が出張授業を実施しました。
同校は、文部科学省が指定するSSH(スーパーサイエンスハイスクール)で、先進的な理数教育を行っています。辺見理事は「東レの研究・技術開発とモノ作り~水処理膜を中心に~」をテーマに90分の講義を行いました。
生徒たちは最後まで集中力を切らすことなく聴講し、ワークシートに講話内容などをまとめていました。学校が実施した講義後のアンケートには、大半の生徒が「研究や科学技術への興味が深まった」「研究が私たちの生活にどう役立つかを理解した」と答えていました。
担当の先生からは「東レの事業紹介など、易しい内容から始まり、企業の理念や製品開発の困難など、実務的で深く掘り下げた内容までを90分という枠内でお話していただき、知的好奇心が強く将来の進路決定に悩む本校生にとって、大変有意義な講義でした」とコメントがありました。
今回講義を受けた生徒たちは、今後自主研究を進め、来年の7月に研究発表会を行うそうです。