4月21日、ワシントン州タコマ市にあるCMA社の本社・工場で、今年も「アースデイ(地球の日、Earth Day)」を祝うイベントが開催されました。このイベントは、社員に向けて会社のリサイクル活動への取り組みを紹介し、3R(リデュース、リユース、リサイクル)活動を含めた地球環境保護活動を促進することを目的としています。
今年のイベントは屋外に会場を設置し、当社の廃棄物を引き取ってくれているリサイクル製品・環境配慮型製品を扱う地元企業から記念品が配布されました。また、再利用可能な未使用の電子機器や金属くずを社員が捨てられるようにと、電子機器廃棄用ごみ箱がイベント終了後の週末まで特別に設置されました。
「持続可能性」というテーマの事例紹介として、イベントに参加いただいた地元企業のComposite Recycling Technology Center社からは当社の廃材で作られたピックルボール(テニス・バトミントン・卓球の要素を合わせたスポーツ)のラケットを提供いただき、ピックルボールのトーナメントが開催されました。そして優勝・準優勝チームには同社からリサイクルされたプリプレグを使ったメダルが授与されました。
CMA社は今後も、炭素繊維・樹脂・溶剤・紙などの廃棄物のリサイクル率98%を目指し、大気に放出される温室効果ガスを減らします。そして廃棄物を地元企業の電気変換プロセスを使って焼却することによってエネルギーに変換し、溶剤と紙を製造過程で再利用していきます。
また来年の「アースデイ」のイベントで、当社の環境保護活動に関する取り組みの成果を祝えることを楽しみにしています。