5月27日、CSR活動の一環として、東京の荒川河川敷で東レグループ社員のボランティアによる「第4回荒川クリーンエイド(調べるゴミ拾い)」を実施しました。今回で4回目の活動となります。
東レ、東レ労働組合、一村産業、東レインターナショナル、東レACE、東レ・デュポン、水道機工、水機テクノス、東洋ビジネスサポートからの参加者を得て、社員家族も含む総勢28人で活動しました。
前半は、NPO法人「荒川クリーンエイド・フォーラム」の講義を受け、川ゴミの現状と地球環境・生態系への影響などを学びました。
後半は、千住新橋上流左岸(東京都足立区)で、5チームに分かれて「調べるゴミ拾い」を行いました。ただゴミを拾うだけではなく「川ゴミ調査カード」に記入しながらゴミを分別し、最後に振り返りを行い活動の意義や今後の行動について共有します。一人一人が川ゴミの原因と課題について考える良い機会であると参加者からも好評です。
また、今回は新たに「荒川の生物多様性に触れよう」というテーマも活動に盛り込み、荒川に生息するベンケイガニやハゼ、外来種のセイダカアワダチソウなどを手に取って、大人も子供も生物多様性の保全について学び考える時間を設けました。
参加者からは、「東京という場所柄、生き物についてのお話があったのも非常に新鮮であり、生態系の維持ということを体感できたのも良かった」「ゴミ拾いだけでなく、事前の教育や活動中の教育を通じて、河川清掃で終わらずその効果について全員が理解できる活動となっている」「今後、目の前のことばかりでなく、使用するものやゴミの少量化等を考えて生活していきたい」などといった感想が聞かれました。
同じ場所で毎年継続的に実施して参りますので、次回はより多くの職場からのご参加をお待ちしております。