タンザニア北東部のキリマンジャロ州にあるフカ中等学校のチェウェ先生に東レの理科実験プログラムの教材を提供し、3月22日に2年生44人の生徒を対象に授業が行われました。これは青年海外協力隊参加休職制度を利用しJICA(国際協力機構)の青年海外協力隊として派遣されている柴山部員からの依頼で提供したものです。
この教材を使って学習できる「水の中の粒子の分離」については、タンザニアでも日本と同じく中学(中等学校)で学習するため、教材は役立ったようです。チェウェ先生は「実験はとても驚きがあり、うまくいきました。生徒たちは好奇心いっぱいに『中空糸膜でどうして色水が透明になるのか』など質問をし、楽しんでろ過の仕組みを学習しました」と授業の感想を話していました。