3月15日、「平成28年度東レ科学振興会贈呈式」が、約180人の来賓、関係者を迎えて、日本工業倶楽部(東京都千代田区)において厳粛に執り行われました。式典では文部科学大臣ならびに日本学士院長からご祝辞を頂きました。
東レ科学技術賞受賞の硤合(そあい)憲三および初田哲男両博士と、文部科学大臣賞をはじめとする東レ理科教育賞受賞の先生方には、賞状とメダルと副賞賞金が、科学技術研究助成の11人には総額1億3,000万円の助成金が贈呈されました。
東レ科学振興会の榊原会長(東レ相談役最高顧問)は挨拶で、「資源に乏しいわが国が発展を続けていくためには、今後とも新しい科学技術イノベーションによって世界をリードし続けていくことが不可欠で、優れた科学技術の成果を生み出すための基礎研究の重要性はますます高まるでしょう。東レ科学振興会はこれからも基礎科学ならびに理科教育の発展・振興に貢献していきたいと考えています」と述べました。