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UR都市機構と連携し、"トレファーム"を使った「団地の農場プロジェクト」が福岡県「日の里団地」でスタート

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2017.02.15

東レ建設株式会社

 東レ建設は、日本を取り巻く重要課題の一つである「農業」を軸に、同じく重要課題である「福祉(少子高齢化、障がい者対策)」のテーマに対して、異分野の企業・大学・福祉関連団体と連携し、新たな農業のカタチである高床式砂栽培農業施設"トレファーム"を提案し、取り組んでいます。

 独立行政法人 都市再生機構(通称 UR都市機構)では、全国に展開する団地が既に10年後の超高齢社会の状況となっている問題に対し、多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・街づくりを目指し、団地の「地域医療福祉拠点化」を推進しており、その先導的な取り組みとして「食と農」をテーマに当社の"トレファーム"がこのたび採用されました。

 その第1弾として福岡県宗像市の日の里団地で2016年4月から"トレファーム"を使った「団地の農場 日の里ファーム」がスタートしました。

 オープン以来、会員を募って本格的に野菜を栽培し、農場の朝市などで販売を行っています。野菜作りを通じ自治会の枠を超えた新たな交流も生まれ、高齢者が外出する機会の創出につながっています。
 また農場主催の各種イベントには子供の参加も多く、農場には各世代延べ3,000人以上来場いただきました。

 この多世代交流の実現がマスコミ(テレビ9番組、新聞・雑誌13紙・誌)に取り上げられ、今では地域の料理教室、学校給食などでの採用、宗像市の新しいお土産品の「日の里饅頭」の材料に採用されるなど、地域に根ざしはじめています。