この度、東レの炭素繊維"トレカ"およびこれを用いたプリプレグが、中日新聞主催の「中日産業技術賞」の最高賞である「経済産業大臣賞」を受賞しました。
この賞は日本経済の根幹をなす産業技術に対して、その先進性や市場性、経済的な波及効果、社会的な貢献度などを勘案し、特に優れた技術・製品に与えられる栄誉あるもので、過去にはトヨタ自動車(株)の「プリウス」や日本ガイシ(株)の「NAS電池」、三菱電機(株)の「マイクロレーザー加工機」などが受賞しています。
30回目を迎える今年は、当社が70年代からの長期にわたり研究・開発を進めてきた炭素繊維・プリプレグの優れた性能がもたらす軽量化や環境負荷低減効果、さらにはボーイン787型機などの航空機機体や燃料電池車での採用実績などが学識経験者で構成される選考委員会で評価されての受賞です。
贈呈式が12月2日に名古屋中日ビルにて行われ、東レからは全社を代表して須賀常務がご出席されました。