12月3日、神奈川県にある私立の男子校、浅野学園浅野中学・高等学校からの要請に応え、中学1～3年生、高校1年生の40人を対象に、ACM技術部の黒木主部が教養講座の講師を務めました。
黒木主部は、サンプルや実験を使いながら、繊維、水処理膜といった当社の製品・技術に関する話から、専門である炭素繊維の話を丁寧に進めました。土曜日の午後の講座でしたが、参加した生徒たちは非常に意欲的に取り組んでいました。「製品が世に出るまでに、どのくらいの時間がかかるのか」、「炭素繊維のリサイクルはどのようになっているのか」など、たくさんの質問も飛び出しました。
担当の先生からは「生徒はメモをびっしり書いており、彼らにとって良い経験、刺激になったと感じました」とコメントがあり、メモには「先端材料というものにとても興味を持ったし、環境を向上させることができるというのに感動した」「まずはじめに、めっちゃかっこよかったです。自動車が好きで、炭素繊維が使われているのは知っていたのですが、あまり興味はありませんでした。でも、今日の授業で、理科をこれからも勉強していこうと思います」などと書かれていました。
黒木主部は、自分の仕事の意義をあらためて感じることができ、また東レの先端技術を知ってもらえる良い機会でもあり、説明に対する子供たちの反応を見るのは楽しいと感想を話していました。
